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セマンティックnote

noteのテキスト装飾方法の1つに「引用」という機能があって、テキストに「引用」を適用すると、以下のように綺麗な背景がつく。

これは引用です。

「引用」というからには、誰かの言葉や書籍中の文を引用するために使うのが本来の使い方であろう。逆に、この見た目を利用したいというだけの理由によってこの機能を濫用するのは、セマンティックであるとはいえない。しかし、ほとんどの人は一向構わぬという見えで、ほしいままに引用機能を使いたおす。

もしnoteに「表」という機能があったとしたら、2段組や3段組の記事がそこら中に溢れかえっていたであろう。ほとんどの人は、テキスト装飾機能の使い方がセマンティックかどうかなど気にしないからである。

エンジニアとしては、引用以外の目的で引用機能を使うのは、非常に気持ち悪いものである。目的外の利用ほどまずいものはない。これがプログラムのコードならば、とりもなおさずバグである。

とはいうものの、数少ないテキスト装飾機能なので、読みやすさのためについつい使ってしまう吉永さんなのであった。(あらあら)

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