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2024年 チューリップ賞の予想

■GⅡに昇格後は差し、追い込み馬の優勝はゼロ

 チューリップ賞は2018年にGⅢからGⅡに昇格。GⅢ時代の2012年から2017年にかけての6年間はクロフネサプライズの逃げ切りこそあるものの、先行馬が優勝したことは一度もない。一方、2018年から昨年までの6年間では逃げ馬が1勝、先行馬が3勝しており、差し、追込馬が優勝はゼロ。

 その背景にはGⅡ昇格後は、ペースが遅くなっている傾向があり、結果、中団より前の位置で戦える馬が活躍している。今回はテンの速い内の(2)ラーンザロープスがハナへ行くか、外の逃げ馬(12)ショウナンマヌエラや(12)エラトー辺りに行かせるかどうかでペースが決まってくる。

 ラーンザロープスがハナを主張した場合には、外の2頭が絡んで行く形である程度ペースが上がる可能性が高いが、それでも平均くらいで収まるだろう。今回もある程度前の位置を取って、後半でも速く上がってこられる馬を中心視したい。

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