山崎エリカ

PP指数を基にした穴党よりの予想。2023年から中央と南関の重賞を予想しています。時々…

山崎エリカ

PP指数を基にした穴党よりの予想。2023年から中央と南関の重賞を予想しています。時々、危険な人気馬を無料公開。またウマニティで『ダートグレード攻略』、SPAIA AI競馬で重賞展望コラムと不定期で『地方競馬対談』を連載しております。Twitter@_yamazaki_erika

最近の記事

2024年 かしわ記念の予想

■フェブラリーSとは逆よりの展開が予想される  今年のフェブラリーSは逃げるドンフランキーにウィルソンテソーロが狂ったように競り掛けて、前後半4F45秒6-50秒1の超絶ハイペースになった。今回は一転して何が何でも逃げたい馬は不在。さらに重~不良馬場。タフな馬場の船橋でペースは上がるにせよ、フェブラリーS時よりもかなり前が楽な展開になると見て予想を組み立てた。  ただし、フェブラリーSで先行策から押し切って優勝した(10)ペプチドナイルに関しては、2016年のモーニン、2

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    • 2024年 兵庫CSの予想

      ■ダートで伸びしろがある馬が集った一戦  現在、世界のトップクラスを相手に活躍しているウシュバテソーロ、デルマソトガケ、ウィルソンテソーロ、ドゥラエレーデは全てデビュー当初に芝を使われていたことをご存じですか?  これはデビュー当初、芝を使ったことが良かったのではなく、若い頃に不適条件を使って能力を出し切れなかったこと(無理をさせなかったこと)が後々の成長に繋がったもの。まだ肉体が完成していない若い時期から、最適条件を使って無理をさせると、尻つぼみの成績になりがちだが、無

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      • 2024年 天皇賞(春)の予想

        ■3~4角で最内を立ち回れる馬が活躍  過去10年(うち阪神開催を除く)の天皇賞(春)では、逃げて3着以内に入ったのは16年1着キタサンブラックのみ。一方、追込みでの3着以内もかなりのハイペースとなった14年の2着馬ウインバリアシオンぐらい。京都芝3200mは良馬場で馬場が高速化するほどスローペースで流れて3角の下り坂からのペースアップが主流だ。  前半は後方から進めても良いが、2周目の3角で7番手以内にいないと勝ち負けするのは難しく、先行~好位の直後が6勝(2着は7回)

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        • 2024年 ユニコーンSの予想

          ■羽田盃を上回るメンバーが集った  ユニコーンSはダート競走の体系整備により、6月中旬から羽田盃後のこの時期に繰り上げられ、舞台を東京から京都ダ1900mに移して行われることになった。JRAの出走枠が4頭と限られた狭き門の羽田盃より、ヒヤシンスSの覇者(5)ラムジェットや伏竜Sの2着馬(15)アラレタバシル、1勝クラスや未勝利を圧勝した(12)ムルソー、(4)ミッキーファイト、 (13)カゼノランナー、(8)ラオラシオンなど、グンと強豪が揃った。◎にはかねてから注目していた

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          東京11R 青葉賞の予想

          ■ダービーの前哨戦らしくスローペースの傾向  過去10年の青葉賞では、ややハイペースになったことが2回あるが、かなりのスローペースが過半数の6回。初めて芝2400mを経験する馬が多いことや、日本ダービーの前哨戦でもあるため、ペースが上がらないことが多い。実際に逃げ~中団馬が7勝と、ある程度前から押し切りやすくなっている。  今回は(7)シュガークン、(10)ウインマクシマム、(8)パワーホール、(16)デュアルウィルダーと前走で逃げ切り勝ちした馬が4頭出走。もっともテンの

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          2024年 東京プリンセス賞の予想

          ■人気のローリエフレイバー、プリンセスアリーは不安あり  デビューから5戦4勝で暮れの東京2歳優駿牝馬を優勝したローリエフレイバーが最内枠。同馬は新馬戦で砂を被るのを嫌がり、道中でズルズル後退し、最後の直線で馬群がバラけてからはやや盛り返したが、勝ち馬から3.3秒も離された3着で終わった。前走の雲取賞でも2番枠で外から被されて完全アウトの11着大敗だった。  同馬は今回も最内1番枠。逃げ馬不在のここはハナを主張できる可能性もあるが、テンがそれほど速くない馬だけに、前走同様

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          2024年 東京プリンセス賞の予想

          2024年 羽田盃の予想

          ■前哨戦よりもペースが落ち着く可能性が高い  (8)ブルーサンは逃げてこその馬。京浜盃で飛ばして失速した(7)マッシャーブルムは「今回は前走とは違った乗り方を考えている」(=差し)とコメントしており、また(6)ティントレットも5着と崩れていることから、今回はブルーサンに競りかけていかないと見ている。  そのうえ本日は終日雨模様。京浜盃や雲取賞時よりも馬場が軽い。先行馬多数の状況下で、何が何でも逃げたいブルーサンが逃げるとなるとなるとさすがにハイペースは免れないが、前記2レ

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          2024年 フローラSの予想

          ■馬番1~5番が7勝、逃げ~中団が7勝  2回東京開幕週で行われるフローラSは、過去10年を見ても馬番1~5番が7勝、2着4回、3着3回と好走している。昨年も7番のゴールデンハインドが優勝したものの、2着は2番のソーダズリング、3着は1番のブライトジュエリーだった。また、ゴールデンハインドは逃げ切りで実質内枠の競馬をしている。  またオークスのTRらしく、過去10年でかなりのスローペースが5回、一方、ややハイペースになったのは1回しかなく、逃げ~中団が7勝と有利の傾向。そ

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          2024年 マイラーズCの予想

          ■京都芝1600mでも内と前有利が基本  マイラーズCが行われる京都芝1600mはバックストレッチが712mと長いため、レースが緩みなく流れやすい舞台だが、それでも開幕週の高速馬場で行われるこのレースはスローペースが発生しやすく内と前有利が基本。京都で行われた過去10年では大逃げ馬シルポートが出走していた2012年、2013年こそややハイペースだったが、以降は平均ペースよりも遅く、かなりのスローペースが5回も発生している。  昨年のシュネルマイスターのような追い込みは、ト

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          2024年 福島牝馬Sの予想

          ■例年より高速馬場だが、逃げ、先行馬が多数  福島牝馬Sが行われる福島芝1800mは、スタート直後に上り坂+最初のコーナー(1角)までの距離が約305mと短く、前半のペースが上がりにくい。しかし、最後の直線も約292mと短いため、3~4角から仕掛けて結果的に逃げ、先行馬がラスト1Fで甘くなり、差しが決まることが多い。  まして1回福島5日目で行われるこのレースは内が悪化しており、外差し有利の馬場である。しかし、今年は例年のこの時期の福島開催よりも高速馬場で、本日はA→Bコ

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          浦和11R しらさぎ賞の予想

          ■直線の外が伸びるが、内からでも粘れている  昨日は外差し有利の馬場だったが、本日は内からでも粘れている。今回は大外枠からハナを主張する可能性が高い(12)ボヌールバローズに対して、(6)ラビュリントスがどこまで競り掛けて行くかになるが、同馬は前走の東京シンデレラマイルで逃げバテした直後の一戦であることと、昨年11月の楠賞っでは折り合った内容から、無理にボヌールバローズに競り掛けて行くようなことはないと見ている。  その他、(5)ツーシャドーや(8)ジゼルなどの先行勢が手

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          2024年 アンタレスSの予想

          ■今年はまさかの逃げ馬1頭のみの出走  昨年のプロキオンSは何が何でも逃げたいメイショウカズサとオセアダイナスティのハナを、外からプロミストウォリアが取り切ってメイショウカズサにプレッシャーをかけられてしまう競馬。高速馬場ではあったが、前後半4F47秒5-50秒1の激流となった。その流れを逃げ切ったプロミストウォリアは、その後、調子を崩してしまったのだが…。  一転して今年は、逃げ馬は(8)テーオードレフォンのみと手薄。アンタレスSでこのパターンはかなり稀だ。(3)ヴィク

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          2024年 皐月賞の予想

          ■今年は内外の差がほとんどない馬場  中山開催16日目、Bコース使用6日目で行われる。一昨年の皐月賞で1番枠から好位の最内を立ち回った2番人気のダノンベルーガが外から一気に差されて4着に敗れたように、例年は馬場の内側が悪化し、外差し有利の傾向だった。しかし今年は内からでも十分に粘れている。外のほうが伸びる馬場ではあるが、内は経済コースを立ち回れる優位性があるので、フラットな馬場という認識で予想を組み立てるのがベストだ。  先週の桜花賞は完敗でしたが、ニュージーランドT、阪

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          2024年 アーリントンCの予想

          ■外差し有利の馬場だが、展開は内と前が恵まれる可能性が高い  アーリントンCは先週の桜花賞と同じ阪神芝1600mが舞台。先週の阪神芝はペースが遅ければ内や前からでも押し切れていたが、平均くらいまでペースが上がると、桜花賞のように外差しが決まっていた。  今回は短距離路線からの参戦が少なく、逃げ馬は前走の1勝クラスの芝1600m戦で逃げた(6)グローリーアテインのみという組み合わせ。グローリーアテイン前々走の京成杯では出遅れているが、同馬が逃げるならばややスローペースになる

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          2024年 アーリントンCの予想

          2024年 東京スプリントの予想

          ■テンの速い馬多数で、外差し有利の馬場  東京スプリントは昨年、前々走のカペラSで2着のリュウノユキナが優勝したように、前年暮れのカペラSか同年の根岸Sの3着以内馬が活躍しているレース。しかし、2020年に前年のカペラSを優勝し。前走の根岸Sでも2着に善戦したコパノキッキングがここで断然1番人気に支持されながらも8着と崩れたように、カペラSや根岸Sからの直行馬は、ここでの取りこぼしが見られる。  今回は昨年のカペラSの優勝馬(10)テイエムトッキュウも、今年の根岸Sの2着

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          2024年 ブリリアントCの予想

          ■本日は前と内が有利な馬場  昨年の勝島王冠で先週の川崎記念の覇者ライトウォーリアを撃破した。サヨノネイチャが断然の1番人気に支持されている。しかし、昨年の勝島王冠は外差し有利の馬場&展開。逃げたカジノフォンテンにプレッシャーをかけながら砂厚の深い内から2頭目を追走し、最後の直線で早めに抜け出して粘りとおしてハナ差のライトウォーリアのほうが、断トツの好内容だった。  ライトウォーリアは前記の勝島王冠が強かったこともあり、報知オールスターCでは本命◎、先週の川崎記念では同馬

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          2024年 ブリリアントCの予想