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2023年 福島記念の予想

■ペースが上がりやすい傾向

この時期は芝の中距離のハンデGⅢが少ないこともあり、福島記念は例年のように出走登録馬が多く、厳選されたメンバーが集う。近年の優勝馬を見てもミトラ、ヤマカツエース、ウインブライト、スティッフェリオ、パンサラッサ、ユニコーンライオンとその前後でGⅡで連対している馬や、GⅠでも連対している馬が多数だ。

また福島記念は夏の七夕賞と同じ福島芝2000mが舞台。このコースは1角までの距離が約505mと長く、さらにテンから2度の坂を下るために、福島芝1800mよりも前半が速くなることが大半。最初の下り坂で競り合うと必要以上にペースが上がることになるからだ。

実際に過去10年を見てもかなりのスローペースになったのは、ウインブライトが勝った2017年のみ。しかし、このレースではマイネルミラノが早めに捲っており、ラスト5F目が後半最速。同馬よりも前でレースを進めた馬は苦しいレースになっている。

純粋にスローペースになったのは、マルターズアポジーが逃げ切った2016年のみ。一方、極端なハイペースが4回も発生していることから、基本的にペースが上がりやすいレースを見ていい。

その上で今回は逃げ馬が多数。ハナを狙いたい馬が多数だが、ここは大外枠でテンの速いユニコーンライオンが内に切り込みながらハナを主張し、内からテーオーシリウスがそれに抵抗する形で、この2頭が飛ばしていく可能性が高い。おそらくバビットは2列目。ウインピクシスは競り合いを嫌う松岡騎手が鞍上なので、好位の外でレースを進める可能性が高いが、何れにせよ、前半から速い流れになりそうだ。


昨日のデイリー杯2歳S、武蔵野Sの予想を参考にされた方、おめでとうございました。デイリー杯2歳Sは8番人気◎エンヤラヴフェイスで武蔵野Sは◎レッドルゼルで予想を当てることができました🎯🎯🎯
デイリー杯2歳Sは馬連6点で42.7倍的中です✨

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