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企画出し

立て続けに「何かできないかな?」という話が降ってきて企画を練っています。良い感じのアイデアはすでに頭に浮かんでいて、あとはできるサイズに落としつつ、説明用の資料をまとめる作業。

説明用にまとめる資料のボリュームは、手紙社で働いていたころと独立してからとで大きく変わりました。手紙社では企画書はA4一枚でよかった。タイトル、コンセプト、スケジュール。そのあたりがしっかりしていれば思いっきりやらせてもらえていました。最終決定権をもつ代表の北島さんは、気持ち良いくらいに決断の早い人でした。その分だけNGの判断も早いから、提案するときにはとても緊張もしました。

今は、その頃に比べれば誰が見ても何をするのかが明確なものを求められます。何を目的に、誰が、どう行うのか。説明の対象が広い分だけ資料も増えます(といってもそんな大したことはしていないのですが)。でも、その割には判断がぬるくない?なんて感じてしまうことも。企画の良さと同じくらい整合性を重視される感じもあまり好きにはなれません。

といって、これは明確にあの頃はよかった的な郷愁ではなくて、どんどん追い求められるスピードに振り落とされそうになっていた部分はあったし、資料は誰にでもわかりやすくあるべきだとも思っています。

まとめるのは全然得意ではないけれど、あれがああなって、これがこうなってと想像力を膨らませている時間は生きている中で一番幸せかもしれません。一番の理想は、自分自身はアイデアを語るだけであとは周りが全部きれいに実行していってくれる世界。AI革命とかで早くそんな世界にならないかなぁ。