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第一回yos杯まとめ

はじめに

どうも、yosです。

記事を手に取っていただきありがとうございます。

さて、今回の記事では、私が初めて主催したオフライン大会であるyos杯の結果を踏まえ、全体のシェアに対する決勝トーナメントの進出率を見ながら考察をしていこうと思います。

ちなみに大会から1ヶ月くらい経っています。遅れてしまって申し訳ありません。

本記事では見やすい記事を目指すために「アルセウス&ディアルガ&パルキアGX」を「三神」と表記するなどと言った略称を用いる場合があります。ご了承ください。

環境のおさらい

今大会の環境は「ハイパーボール無しのCレギュレーション」の大会でした。

Cレギュレーションの存在は現環境で言うと、

「三神系統をはじめとするタッグチーム」
「ミュウ(ベンチバリア)」
「クワガノン」

などが影響を及ぼします。

主に「ミュウVMAX」「三神系統」が台頭していく中で、
「はくばバドレックスVMAX」「こくばバドレックスVMAX」「れんげきウーラオスVMAX」「クワガノン」
と言った、様々なデッキが群雄割拠している大会環境だったと言えます。

デッキ分布

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「ミュウVMAX」、「三神」、「はくばバドレックスVMAX」が半分近くを占めました。
次いで「クワガノン」「れんげきウーラオスVMAX」が多かったです。

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続いて、決勝トーナメントに進出したデッキの分布となります。

今大会の環境考察

注目したいのは、環境上位のデッキのトーナメントに占める割合です。

ミュウVMAX...25%
はくばバドレックスVMAX...0%
三神...25%
クワガノン...18%

基本的には全体の分布が基本的に決勝トーナメントの分布と似るはずです。実際の差分は、
「環境に合っているか」「使用者のプレイング」「当日の運」
などでブレていくのが普通です。

▶︎はくばバドレックスVMAXはどこへ?

しかし「はくばバドレックスVMAX」の決勝トーナメント進出率が0%なのは見過ごせないポイントだと思います。

考えられるポイントを二点紹介します。

・「ミュウVMAX」の中でも鋼軸のシェアがあった点

そもそも「はくばバドレックスVMAX」は「ミュウVMAX」に大きく有利を取れません(異論はDMにて受け付けます)。

「メロエッタ」の「メロディアスエコー」で、中盤以降に「はくばバドレックスVMAX」や「タフネスマント」付きの「スイクンV」が一撃で倒されてしまうことはもちろん、「フュージョンエネルギー」のついた「ゲノセクトV」が残ってしまうリスクもあります。
また、「クワガノン」の対策のために「マオ&スイレン」が入っている構築も多く見られ「フリージオ」によるロックプランが取り辛くなっています。

そんな中で、「基本鋼エネルギー」「メタルソーサー」を使い「ゲノセクトV」が攻撃できるような構築も存在した点から、「ミュウVMAX」と対面した時はかなり厳しい戦いになることがその時点で予想されます。

・「三神」に鋼タイプのポケモンが採用されていた点

元々「三神ザシアン」だったデッキですが、近頃は「ミュウVMAX」の台頭により「三神ファイヤー」になっていく傾向がありました。
しかし「はくばバドレックスVMAX」を見てか「ザシアンV」「ザマゼンタV」「クチートGX」などの採用が若干増えたことがポイントになったと思います。
それぞれの鋼タイプに「はくばバドレックスVMAX」対面以外にも役割がそれなりにあったこともポイントです。
特にこれらの鋼タイプのポケモンは、例えば「ミュウVMAX」に対する「ガラルファイヤーV」と違って、一体用意するだけでゲームエンドレベルの対策となり得るパターンが往々にしてあります。
そのため、対策を怠っているプレイヤーも少なかったのかもしれません。

この二点に加え、「フリージオ」を使えばある程度の有理が取れると思われていた「クワガノン」にさえも意外と勝てないこともあるなどの理由から決勝トーナメントから漏れたのだと考えられます。

▶︎ミュウVMAXについて

「ミュウVMAX」には「れんげきウーラオスVMAX」の「ガラルファイヤーV」のようなタッチで入る、悪タイプのポケモンでは対策しきれないようなパワーがあります。
その上、今大会に関しては「ゲンガーVMAX」や「ムゲンダイナVMAX」の数も少なく、全体のデッキ分布以上の決勝トーナメント進出率を誇りました。
優勝できなかったのは「ミュウ(ベンチバリア)」や「マオ&スイレン」「オドリドリ(ねっけつレッスン)」を入れても「クワガノン」に負けてしまうことがあるという点と、「三神ファイヤー」に有利とは言えない点だと思います。

しかしながら上記の対策カードが入ることで「クワガノン」には従来の構築と比較すると飛躍的に勝率が向上します。また、Cレギュレーションが落ちると「クワガノン」も消えるため、対策カードを他のカードに割けることも考えると、今後トップメタになることは間違いないと思います。

優勝デッキ

優勝者の方がこれからシティリーグのアディショナルシーズンとのことで、終わり次第公開予定です。

おわりに

今回はじめて大きな大会を運営することとなりましたが、大きな問題も無く進行することができました。
それはひとえに協力してくださった運営、ジャッジの皆様、バトロコ高田馬場店の皆様、そしてエントリーして参加していただいたプレイヤーの皆様のおかげです。ありがとうございました。

第二回以降は開催するんですか、とお尋ねされることもあるのですが、開催予定です!

目標は、多かれ少なかれ次のチャンピオンズリーグの環境に影響が出る大会にすることです。

今大会で得られた知見と反省を生かし、より良い大会を運営できるよう頑張りますので、今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。

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