プログラマだけどプログラマは消えると思ってる


AI/ロボットによって消える仕事にプログラマがありました。
ちょっと違いますが、私も消えると思ってます。なぜ、プログラマが消えるのか。私なりの考えをまとめてみました。

プログラマという仕事、というか能力は、一人ひとり大きく違います。
例えば、100m走のトップレベルが9秒代に対し、大人も含めた一般的な時間は20秒弱くらいです。2倍以上の差があります。
「荷物を運ぶ」という仕事があり、ベテランが1時間で終わらせる量を、体力に自信の無い初心者がどのくらいで終わらせられるか。
仮に1日かかったとすれば8倍の差です。初心者の年収が200万なら、ベテランは年収1600万の仕事をしている事になります。ベテランが年収1600万を希望してないなら会社にとってありがたい存在です。

では、プログラマの能力差はどのくらいあるでしょう?
1970年頃の論文に次のような記述があります。
「優秀なプログラマは、最悪に比べ28倍優れている」
(書籍:ソフトウエア開発 55の真実と10のウソ)
仮に「最悪」の年収が200万であれば、優秀なプログラマは年収5600万の価値があります。

2010年頃、Netscapeの創業者 Marc Andreessen さんは、あるインタビューで
「優秀な5人のプログラマは、二流のプログラマ1000人を完全に凌駕する」
と言っています。一人あたり、200倍です。
「二流」の年収が200万であれば、優秀なプログラマは年収4億の価値があります。

2016年頃、ビル・ゲイツさんは次のように語ったそうです。
「優秀なプログラマーは平均的なプログラマーの1万倍の価値がある」
「平均的」な人の年収が200万であれば、優秀なプログラマは年収200億の価値があります。

これ、気づいてると思いますが。
比較対象も「最悪」→「二流」→「平均的」とレベルアップしてます。
それでもこれだけの格差が広がっています。もちろん今後も広がって行きます。この格差がITブラックの発生原因です。

一人の優秀なプログラマが1万人分の仕事を片付けてるんですから、全員優秀なプログラマになれば、プログラマは1万分の1の人数で良いことになります。
2016年度のITエンジニアは88万人、1万分の1人って88人ですね。プログラマが消えたって言われても不思議じゃない人数です。
(88万人全員がプログラマではありませんのでもっと少なくなっちゃう)
AIに駆逐されるより、自然淘汰される方が早いと考えています。

1万分の1の頂点に立つのは難しいと思います。
それでも、すごいコードとか美しいコードを見て感動する事があるので、今後もプログラマを続けます。
いつか、自分が書いたコードを見た人に「感動しました」と言ってもらえる、そんな未来を夢見て・・・。

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