見出し画像

はじめての食中毒(豚タン)

あけましておめでとうございます。(あまりめでたくないですが)

卵と肉はヤバいと聞いていましたが、実際、食中毒になったのは初めてです。

犯人は豚タン。いつものカレー用の野菜を買いに行ったところ、目に付いた豚タンが安かったので買い、帰宅後早速調理。

うっかり焼肉店で食す牛肉と同じ感覚で焼き、少々レア気味になっていたらしいです。食後8時間ほど経った真夜中に、みぞおちのあたりに違和感があるのに気付く。豚タンを疑い、ネットで食中毒を検索してみたら、発症は食後8時間から72時間が多いとのこと。意外と後なんやなと思いつつ、これから地獄やろなと覚悟を決めて正露丸を4粒飲む。

それから1時間ほど経つと、お腹の膨満感、痛みが半端なく強まり、いよいよ危機感を覚え始める。

8時間も経ってから吐いても間に合わないんじゃないかと絶望しつつ、トイレに行き吐く。吐き気はものすごいのにちょっとしか出ない・・。

良くても下から出てくるまで、最悪吸収した身体が解毒してくれるまで数日間、この苦しみが止むことはないのかと絶望・・。

身体のダルさで立っていられず、暖房の効いていないトイレの前で寝転び、ウンウン唸る。猫が不審がってニャーと行って逃げて行った。これがワンコなら、薬を持って来てくれたり、人を呼んで来てくれたりといった奇跡みたいなことが起こるのに・・と、洞窟おじさんのエピソードを思い出しつつ、3度、4度と無駄だと思いながら吐いていました。

食ったものがほとんど出て来ないので、犯人はもう先へ行かれたのだろう、このまま数日この苦しみの中過ごすのか・・。

少し瞑想してみる。身体に聞いてみる。下手すれば命の危険がある中、苦しみが消えるのは良くないと気付き、身体がもがくに任せて戦うことを決めた。毒物を絞り出せ! 吐いて出るものなら出せ! と、覚悟を決めたところで・・。

ほとんど水しか吐いてないし量も多くないのに、急に身体が楽になりました。どうやら、一番身体に悪いものは吐いて外に出せたらしい。豚タン以後、他に食べたものは全く出ていないから、うまく毒物だけ外に出てくれたということなのか・・人体すごい! こんなこと教えた覚えないのに、何でもできるんやなと驚嘆の念を覚えつつ、吐き疲れで寝落ちして、今に至ります。

これから下痢になるのかな・・とややビビっていますが、寝汗をどっとかいたので、熱も下がっているものと思えます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?