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macOSでATOKを試用してみて感じたこと

きっかけ


仕事に関係のある資格を取るために、ここ数ヶ月のあいだ勉強をしている。
毎朝、仕事へ行く前の1時間で単語帳アプリに暗記したい内容を流しこむ。
その作業を続けているうちに、資格試験に必要な、普段の会話であまり出てこないような語彙に対して、macOSの日本語IMが弱いことに気づいた。
変換できない語ならば、ユーザ辞書に登録すればよいのだが、
「これってWindows日本語IMEなら普通に変換できるはずだよね?」
と感じてしまった。

MacとWindowsを比べてしまう



日ごろ仕事でWindowsを使っていて、Windows日本語IMEは優秀だなと感じている。
仕事で使う語句の変換で困ったなと思うことは、ほぼない。
Windows日本語IMEと比較するとmacOSの日本語IMは弱いと思わざるを得ない。
Macの日本語IMがまだ「ことえり」という名前だった頃にはそこまで弱いとは思っていなかった。

macOSの日本語IMに募る不満



現在のmacOSの日本語IMで弱いと感じる点は、ほしい語彙がなかなか変換で出てこないことの他にもう一つある。
長い文章を変換する際に、どの文節を今変換しているのかがとてもわかりづらいのだ。
矢印キーで行ったり来たりして、現在変換されているはずの文節を探してさまようことが多い。
文章のアンダーラインが、変換する文節だけ違う太さになるなり、ハイライトされたりしてほしい。

ATOK導入を検討……試用ができる!


毎朝、入力に1分1秒を争う状況で、変換に手間取ったり、どこを変換しているのかわからなくなるという窮状に業を煮やして私は決意した。
ATOKを使ってみよう。
日本語入力システムとしてATOKの存在は昔から知っていた。
でも使ったことはなかった。
 ※GoogleIMEは、自分の入力する文章がビッグデータの一部になったらなんとなくいやなので、選択肢から外している
ATOKを作っている会社、ジャストシステムのウェブサイトを見てみた。
買い切りソフトはなく、月額課金か年額のサブスクリプションになっているようだ。
そして30日間試用ができる。
30日あれば、資格試験の教科書に赤で書かれている頻出ワードを単語帳アプリに全部入れられるのではないだろうか。
せこい考えだ。

ATOKをちょっと使ってみた感想……お金を払う価値はある?



即座に試用を開始して、資格試験の教科書に赤で書かれている内容を入力してみた。
そして思った。
もっと早い時期にこれを導入すべきだったと。
専門的な言葉もすいすい一発で変換してくれる。
そして学習が早く、予測変換がどんどんできる。
ところで、私はせっかちな上にタイポが非常に多い。
文章を入力するよりバックスペースキーを打つ方が多い。
しかしそれをATOKはちゃんと直してくれるのだ。
Windows日本語IMEは、間違ったら間違ったままにしておいてくれる。
それも一つのやり方だろう。
でも直してくれるならその方が絶対にいい。
お金を払って買うインプットメソッドだけあって、ATOKにはサービス精神がある。
私はきょう1時間ATOKを使っただけでそう感じた。
好感を持ってしまった。
サブスクリプションを買えばiOSデバイスにもATOKを入れられるようだ。
私は日頃からiOSの日本語入力にも不満を感じることがあった。
iOSでもATOKを使ってみたい。







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