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ゆっくりと丁寧にコーヒーを淹れる休日(ただし味の違いはわからない)

note公式のお題に「休日のすごし方」がある。
自分にとっての休日のルーティンってなんだろう。

そう考えていると思いついたのはコーヒーのこと。
気がつけば家にはいろいろな器具が揃ってきた。

あえて時間と手間を掛けてコーヒーを淹れる

私はコーヒーが大好きだ。
だけど平日の朝はコーヒーをゆっくり飲む時間がない。

いつも朝はハリオのMUGENというドリッパーを使ってコーヒーを淹れる。
MUGENはお湯を一回注いだら後は放ったらかしてもOK。
なので忙しい朝の時間でもとても楽ちんだ。
そして淹れたてのコーヒーをタンブラーに入れて職場へ持っていく。

でも休日くらい、ゆっくりコーヒーを淹れたい。
そしてどうせ淹れるならこだわりたい。
こうして私は休日にしか使わないコーヒー器具を使い出す。

ミルを掃除する

私はコーヒーを豆の状態でストックしている。
やっぱり挽きたてだとコーヒーは美味しい。

最初は手動でゴリゴリ回していたけど、手が疲れた。
だから思い切って高い電動ミルを買った。

3年前に買って毎日2回くらい動かしているけど、替刃を自分で交換しただけでそれ以外は問題なく使える。
挽目を細かく設定できるし、静電気も防げるのでとても便利。

休日、豆を変えるときはミルの中を分解して掃除する。
分解すると中から豆のかけらがゴソッと出てくる。
これだけ混ざっていたら味にも影響する(と思う)ので、休みの日はゆっくり掃除する。

微粉を取る

掃除したミルでコーヒーを挽いた後は微粉を取る。
コーヒーの微粉は味に影響する(らしい)。
そのため、微粉を取るための道具を買った。

使い方はシンプルで、中に挽いた豆を入れて振るだけ。
30秒くらい振ると細かい粉が下にたまる。
「微粉」と言われるだけあって確かに細かい。

本当はこの後に「チャフ」と呼ばれる皮を除いたほうがいいらしいけど、さすがに面倒だからやらない。
うちわで扇ぐと除去できるけど、豆まみれになりそうだからやめた。

適温のお湯をゆっくり注ぐ

ここからやっとドリップ開始。
温度計をドリップポットに突っ込んで温度を確認。
普段は85℃から90℃くらい。

最初はゆっくりポタポタとお湯を注ぐ。
微粉を除去したほうがコーヒーがよく膨らむ(ように見える)。

コーヒー豆を蒸らした後は何回かに分けてお湯を注ぐ。
マグカップ1杯分、200グラムくらいお湯を注いだらドリッパーを外す。
最後まで出しきらず、ドリッパーにまだお湯がたまった状態で外すのがポイント。

「時間を掛けてコーヒーを淹れる」という心のゆとり

これだけ時間を掛けて丁寧に入れたコーヒー。
きっと美味しいことに違いない。

・・・
うん。
美味しいけど、普段との違いはよくわからない。

正直に言うと拘っているけれども味の違いはよくわからない。
「時間を掛けて丁寧にコーヒーを淹れる」という行為自体が好きなのかもしれない。

平日はどうしても時間に追われて「できるだけ効率的にやりたい」という思いが強い。
だけどそんな気持ちで毎日過ごすとヘトヘトになってしまう。

だからこそ休日はあえてゆっくり過ごす。
そうすることで気持ちも落ち着いていい気分転換になる気がする。

こうして今日も私は「無駄に」時間を掛けながらコーヒーを淹れたのであった。
やっぱり味の違いはわからなかった。

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