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自己紹介1:努力は必ずしも報われないことを知った思春期(幼少期〜高校受験)

はじめまして、ようたといいます。
関西在住の30代理系男子、今はメーカーで働いています。
最初の投稿なので自己紹介から書いてみます。


幼稚園児~小学生:外に出たくないけど友達に反対する勇気もない

私は北海道の小さな町に生まれました。
幼稚園のころは無邪気に外を駆け巡っていた、わけではないです。

記憶にあるのは幼稚園の薄暗い部屋。
昼休みにみんなが外で遊ぶなか、私だけ電気の消えた部屋の中で黙々と図鑑を読んでいました。
外で友だちと遊んでいた記憶はありません。
そのおかげ(せいで?)今でも本を読むのは大好きです。

小学生になってからも友達と公園で遊んでいましたが楽しかった記憶はありません。
運動音痴だった自分は鬼ごっこ、缶けりといった身体を使う遊びはことごとく苦手でした。
できれば家で友達とゲームをしたかったけど、周りはみんな「外で遊ぼう」というから断れずに空気を読んで従っていました。

中学生:いじめられっ子が猛勉強して成績アップ

勉強の始まり

中学生になり、剣道部に入りました。
入部した理由は周りの友人が全員入ったから。
背が低く、運動音痴な自分は明らかに向いてませんでしたが、友達に「ぼくは入部しない」と言う勇気がありませんでした。

ただ、入部したら案の定まったく勝てない。
そして悪ノリ真っ盛りの男子中学生グループだと、運動苦手なやつはからかわれる。
さらに、「からかい」は段々と殴る蹴るといった「いじめ」に変わっていました。

幸いなことに中学3年生のころの担任の先生が私の異変に気づき、いじめが発覚。
いじめっ子からの謝罪を受けて、私は無事に自由の身となりました。

ですが、小さな町の小さな学校。
元いじめっ子が周りに居るとこちらの気持ちが落ち着きません。
そんな私が町を離れる手段、それは高校受験でした。

今まで机に向かって勉強したことがなく、学力テストの成績は5割程度。
ですが、隣町の高校に合格するには入試で9割取る必要がありました。
残された時間である半年で国語・数学・理科・社会・英語の5教科で3年分の勉強をしなければなりません。

ですが「町を出たい!」の一心で猛勉強。
家に帰ってから寝るまでひたすら勉強していました。
そして成績はみるみる上昇。
入試直前の学力テストでは9割を叩き出し、いじめから救ってくれた担任の先生も「これならいけるぞ!」と励ましてくれました。

高校受験:現実は非情である

いじめられっ子が猛勉強、半年で成績をみるみる上げていく。
物語ならば多分合格したことでしょう。

ですが結果は不合格。
私が受験したときは例年にないくらいの激戦で、ボーダーラインが上がっていたとのこと。
合格と不合格の明暗を分けたのは中学3年間の内申点の差でした。
つまり、私は中学3年生までのツケを払ったということです。

それまでの人生で経験したことないくらい努力したのに不合格。
結果を知ったあとはしばらく立ち直ることができませんでした。

ですが、今振り返ると高校受験で「継続力」と「結果にこだわることの大切さ」を学べたのだと思います。
それが後の京大合格に繋がりました。

長くなってきたので今回はここまで。

続きを書きました。
京大合格、というハッピーエンドで一応終わります。

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