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東京国立近代美術館で桜を楽しむ

今日は竹橋にある「東京国立近代美術館」を訪れました。

常設展のみであれば500円で観覧できる(大学生250円)うえ、見応えたっぷりなのでイチ押しの美術館です。

ここでは現在、「美術館の春まつり」が開催中。お目当ては年に一度、春にだけ公開される川合玉堂『行く春』でした。埼玉県秩父・長瀞(ながとろ)の春の景観が、横幅7.8メートルの大画面に描かれています。これが日本人の美意識や感性をくすぐる作品で素晴らしかった。重要文化財に登録されています。

川合玉堂『行く春』

ほかにも、加山又造『春秋波濤』、菊池芳文『小雨ふる吉野』、パウル・クレー『花ひらく木をめぐる抽象』、梅原龍三郎『北京秋天』など、良い作品に出会えました。

加山又造『春秋波濤』
藤田嗣治の『自画像』
パウル・クレー『花ひらく木をめぐる抽象』
梅原龍三郎『北京秋天』

染色家・芹沢銈介の展示も見事でした。圧巻だったのは、戦後の人々の暮らしを晴れやかに彩った「型染カレンダー」。バリエーションが豊富でした。

芹沢銈介の型染カレンダー

現在の展示は、4月7日(日)まで川合玉堂の『行く春』はぜひ多くの方にご覧いただきたいです。

美術館へ行く前は、日比谷公園、千鳥ヶ淵、靖国神社を自転車と徒歩で巡り、桜を楽しんできました。

千鳥ヶ淵

竹橋から千鳥ヶ淵へは歩いて行けるので、美術館とセットで尋ねると良いでしょう。千鳥ヶ淵のボートは300人前後(?)の長蛇の列。外国人観光客もたくさんいました。

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