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世界の本質はアワなのかもしれません

『詩と思想』(土曜美術社出版販売)2021年5月号の読者投稿にて、北原千代氏より入選をいただきました。心より御礼申し上げます。

作品名:
世界の本質はアワなのかもしれません
【AN0NFB1】

同誌は以下にてお求めいただけます。
https://userweb.vc-net.ne.jp/doyobi/sitosisou.html

補1:作品の第4連6行は、正しくは前半3行で一連、後半3行で一連となります。升目のない用紙に印刷し、用紙の2枚目が前半3行の連に続く空白行で始まっていたためと推察されます。初投稿のため不慣れで、たいへん失礼いたしました(現在は、薄い升目入り原稿用紙の形式で印刷しています)。

補2:第1連にある「r>g」とは、資本収益率(r)が経済成長率(g)を上回ることです(参考:Thomas Piketty, “Capital in the Twenty-First Century”, 2013.)。

補3:第5連の引喩またはオマージュである「流れに浮かぶうたかたは」のオリジナルは以下です。
 「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに 浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。」(鴨長明、『方丈記』、青空文庫:流布本系)
 なお、青空文庫の底本は、『國文大觀 9  日記草子部』(板倉屋書房、1903年)の541頁以降。全文は以下からPDFでダウンロード可能です。
 https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/991361/2

【追補】原詩(2021年2月14日付)を公開しました。

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<infinityinthemind@gmail.com>

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