やりたいことをやる(人類みな麺類体験記)
どうせいつかこの世を去ることになる。
それはいつになるのか分からない。
そしてどんなにお金を持っていようが、地位があろうが、それはあちらの世界には持っていけない。
赤ちゃんとして生まれ、人は時間と共に年老いていく。
どんなにお金を持っていたとしても、体が動かなくなった後では使うすべもない。
最後に残るのは思い出だけなのである。
ベッドから出られなかったとしたら、最後に自分を癒してくれるのが思い出なのだ。
そんな時に「あれをやっておけばよかったな」と後悔してもどうしようもない。
だから最近の僕は自分のやりたい事。
とくに思い出に残るようなことには率先して取り組むようにしています。
以前、すき焼きを食べに行ったのも、こんな思いがあるからです。
で、今日は一度は行ってみたいと思っていた
人類みな麺類のラーメンを食べに行ってきました。
一度は食べてみたいなと思いつつ、そのまま何年も過ぎていた。
人類みな麺類。
本店は大阪の西中島南方というところにあるのだけど、今回はルクア大阪B2階のバルチカにあるお店に行ってきました。
メニューはこんな感じ。
この値段、西中島にある本店よりラーメンは100円高いし、煮卵の値段も少し高い。
これはまぁ場所代なのでしょうね。
本店に行こうかとも思ったけど、わざわざ電車賃を使って足を伸ばすほどでもないかと思い、今回はルクア店で食べることにしました。
このルクアのPremium店だけ特別メニューがあるので、それが食べたい場合はルクア店一択ですね。
で、何を食べるか?
なのですけど今回は初めてなので
特別メニューではなく
原点・micro・macroの3つから選ぶことに。
悩みに悩んだ結果
今回はmacroを選択。
11時からのオープンなんですけど、10分前に行ったらすでに15名ほど並んでいました。(さすが人気店)
店内には30名ほど入れるようなので、ひとまず第一陣には入店できそうだなと安堵する。
ということで11時になり、無事に席に通されました。
席に通されただけでワクワクが止まらない。
心なしか水もおいしい気がする。
ちなみに今回は、ラーメンmacroの厚チャーシューに煮卵トッピング+豚丼という布陣で望むことにしました。
人類みな麺類ではチャーシューの厚さは選択できて、厚チャーシューにするか、薄チャーシュー+煮卵にするか選べるんですね。
でもせっかくだから、両方堪能したかったので厚チャーシューに煮卵をトッピングしました。
ということで、しばらく待っていると
ドドんとラーメンが到着。
人類みな麺類の主な3つは、原点(しょうゆ)・micro(濃いしょうゆ)・macro(魚介)なのですけど、このmacroが一番人気なのだとか。
となりの人が食べているmicroもうまそうだなと思いつつ、このmacroと対面。
さっそくスープからいただくことに。
レンゲをスープにくぐらせ口に運ぶ。
うん、おいしい。
おいしい。
なのだけどうんって思う。
もっとおいしいのかと思っていた。
事前にいろんな動画とか見ていてハードルが上がり過ぎていたようです。これは選択をミスったか、原点かmicroにしとくべきだったのか
ちょっと心がザワザワしかけたのだが、なにわともあれ、麺をすすってみることに。
わーー麺がもちもち
麺の食感はさすがに人気店だなと納得するレベル。
いやね、もっとおいしいのかもって思ってたのは事実だけど
それでも僕のラーメン人生において、確実にトップクラスのうまさだった。
そして何より驚いたのがチャーシューの厚み。
こんなに厚いチャーシューは今だかつて出会ったことがない。
一口頬張ってみると、ホロホロと口の中でくずれる。
うまい。
肉にかぶりつくという、肉食ってる感が思いっきり味わえる最高の体験でした。
そしてチャーシューを堪能していたら、第二陣として豚丼が届いた。
まあこの豚丼に関しては、見たまんまの味である。
このの絶品チャーシューに使われているであろう豚肉の細切れとマヨネーズの組み合わせにネギが添えられている。
おいしくない訳がない。
ということで、ここから一心不乱に麺をすすり、飯をくらう。
麺、チャーシュー、スープ、豚丼、メンマに煮卵。
手が止まらない。
どんどん口に放り込む。
あっという間の完食であった。
最初にちょっと落としたけど、なんだかんだ最後まで色褪せることのないスープ。
絶品だと言わざるを得ない。
最後の最後まで麺とスープを口に運び続けたのでした。
満足、満足、大満足。
幸せな体験のあと席を立ち店を出る時に、他の方が食べている原点やmicroのラーメンが目に入ってきた。
「あーーーどっちもおいしそうだ」
一番人気はmacroだけど、僕にとっての一番は今日食べなかった残りの二つのどちらかなのかもしれない。
うん、あと二回食べにこよう。
そう誓い店を後にしたのでした。
読んでくださるだけで幸せです。 サポートいただけるほど、何か心に残るものが書けていたのだとしたのならこんなに嬉しいことはありません。