子供が生まれたばかりのころ。

早く首がすわって欲しいと思っていた。

首がすわったらすわったで

今度は、オムツが外れて欲しいと思う。

子供の世話ってとにかく大変で

早く大きくなってもらって楽がしたいと思うものですよね。

うちの子供は上が9才、下が6才。

ご飯は自分で食べられるし、着替えもできるし、身の回りのことはだいたいできるようになってきている。

だいぶ楽にはなってきている。

今は「パパ、パパ遊んで遊んで」と僕が元気な時も疲れている時も、お構いなしに僕にべったりとくっついてきてくれる。

疲れているときなんかは、面倒に感じる時もあるのだけど

早く成長してくれたらと思うことはあるのだけど

今は逆にずっと小さなままでいて欲しいと思うこともある。

子供がちいさかったころの写真や動画なんかを見ていると、めちゃくちゃ可愛いのなんのって。

この小さな子供を撮影した当時は普通に接していたけど、こんなに可愛いい子供たちに囲まれていたなんて、なんて幸せ者だったのだろうと思う。

娘はもうすぐ幼稚園を卒園する。

もう幼稚園時代は戻ってこない。

小学１年生になったら、また違った可愛さはあるのだろうけど

娘が3年生になったら、また１年生のころの可愛さとは違ってくるだろうけど

どっちがいい悪いではなく

今の可愛さというのは、今しか味わえないものなのですよね。

だから、今、首かすわってない赤ちゃんのパパやママはものすごい大変なんだけど、そんな時期はあっという間に過ぎ去ってしまうものであり

ハイハイで動き回るのも

ヨチヨチ歩くのも

一瞬の出来事。

だから、今この瞬間。

今をとにかく大事にすること。

自転車の練習だって、大変なんだけど
あんな濃密な時間はもうない。

あの頃もっと全力で娘の自転車の練習を楽しんでおけばよかった。

息子は今、小学３年生だ。

４年生になったら、また一歩大人に近づいていくだろう。

息子の３年生のかわいさは、もうしばらくしか味わえないのだ。

子育てって本当に大変ですよね。

でも今、一瞬一瞬に見せてくれる子供の人生の煌めきは今だけのスペシャルです。

そう思って明日からも、子供の成長をもっと大事に見守っていこうと思います。