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ヨウタロウ傑作選

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初めての方はまずこちらから。つまみ食いして美味しかったら他のもチャレンジしてみてね。 ちなみにこのブログを読んで1番笑っているのは僕です。
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記事一覧

ベッドから転がり落ちて彼女と別れた話

今から描こうとしているブログは僕のブログ史上最も短い時間で起こったことだ。 僕もまだ頭が混乱している。 おはよう。ようたろうだ。 全国の僕の顔ファンの皆さんおはよう。ようたろうだ。 僕の顔ファンなど銀河系にひとりもいないので僕は今独り言を言ったことになる。 まずは今日は僕のおやすみ環境を紹介しよう。 ベッドがあるだろう? そのすぐ横にだな、ベッドに背を向ける形で本棚がある。 今日はどんな話か察してくれ。 事件の要因はいくつかある。 ①本棚がベッドを背に置いてある

友人のサーブが股間に当たった話

体育の授業では様々なスポーツを体験する。 バレーボールでは決まって腕の内側が真っ赤になったり、野球では全然打てなくて顔が真っ赤になったりしていた。 中学校の頃の話だ。 これから一連の出来事を書くが、衝撃が強すぎて前後の出来事をあまり深く覚えていない。 うろ覚えで書いていこうと思う。 僕の学校のテニスコートは2面あって、そこでテニスの授業が行われた。 荒くれ者も多かったがそれなりにいい学年だったと思う。 2クラス合同で行われていた(ような気がする)体育の授業で、テニスコ

温野菜半額事件の全貌②/②

②デイリーヤマザキ 2年生の頃、僕は週に2回以上のペースで東京に行っていた。 学生団体の活動が楽しくて必死にやっていた。 その頃は、急行が止まるし一駅歩けば健康になるという理由で最寄りの手前の駅で降りていた。 群馬なら考えられないことだ。 一駅歩く?1日暇でもそんなことしない。1時間以上かかるぞ。 その駅で、何か発表があったり本番があったり、頑張った時にだけデイリーヤマザキのソフトクリームを買うと僕は決めた。 ちょうど、モカもその駅すぐそばでバイトをしていたので、僕

温野菜半額事件の全貌①/②

最近、久しぶりにモカと連絡を取り合うことがあった。 元気にやっているみたいで安心した。 彼と連絡を取り合った際に下らないことをいくつか思い出したので記していこうと思う。 今からこれを読むあなたに最高に意味のない時間をお届けすることになる。陳謝。 遡るは2年前、埼玉県の南の方でわっほいほいと歩いているのは僕とモカだ。 その頃の僕らは「テストが一つ終わるごとにアイスを一つ買おう」という約束を交わすなど、義務教育を終えているとは思えないほどの低脳具合で日々生きていた。 僕らはな

希望のありか

東北!にきた! いえい。怒涛の夏休みの幕開けである。 僕はこの夏休みを楽しい素晴らしいものにするために躍起になっていた。 CFFの過去キャンパーで行われる東北スタディツアーに参加した。 群馬から車を出す僕のために前日の22時に愛知から高崎駅まできてくれた最強男はあの林である(過去ブログ参照)。 林も同じく夏季休暇を利用しての参加だった。愛知と群馬なのにすごい頻度で会っている。 僕らは群馬で合流して、2時間早く集合場所の大宮に着いた。 さっそく時間配分がこのザマだ。道中、温

平等性と僕のエゴ

どうも、あなたの街のホモ・サピエンス、河内ヨウタロウです。 別に悩みとか解決しないぞ。 細々と続けてきたnoteもついに閲覧数5000突破だ。本当にありがとう。 信じられん。僕の書いてる文章をそんなに呼んでくれる人がいるとは信じられん。 ちなみに5000のうち200くらいは僕だ。 僕はこのブログのことを「劇場型ひとりごと」だと思ってる。 ひとりごとを公開している僕は構って欲しい隠キャみたいだ。 隠キャってヤバイ言葉だよね。 誰にでも隠と陽の部分があるのは当たり前だろう。

ノンオヤスミピーポー

今日も眠れずない。そろそろ朝だ。僕は昔から寝るのが苦手だった。あなたにも苦手なことあるだろう。球技が苦手とか料理が苦手とかと同じように僕は寝るのが苦手なんだ。 今日は全国のねれないさんが頷いてやまない、ねれないあるあるを発表しよう ・「眠れない」のであって「眠くない」のではないなんならずっと眠い。寝ようとしても体が寝てくれないのだ。 ・小中高の「早寝早起き絶対正義信仰」のせいで劣等感「起きれないやつは人間として劣っている」とか思ってる大人がまだいる。信じられん。ほんとに

②大変失礼いたしました

バカみたいに重い。 派遣のバイトには設営という現場での雑用仕事がある。 真冬の野外イベントの設営はマジで地獄of地獄だった。 当時バスケ仲間だったTと群馬の上の方にいた。 腕が引きちぎれそうだった。 Tとは放課後よくバスケをしていた。 高校3年生の頃の1番の楽しみは体育の授業でのバスケだった。 授業はほぼ毎回バスケだった。 体育が1番の楽しみなんて健全な高校生だ。 当時、超イケメンでバスケがうまく、オシャレでイケボという神が創りたもう芸術品のKに密かに憧れを寄せてい

①あゝ愛おしき吹奏楽部よ

前回の吹部話がなぜか好評だったのでもう少し書こうと思う。 僕も戻れるものなら戻りたいと思えるほど楽しかった。 読んでてわかると思うが僕は吹奏楽部という、その特殊な世界が愛くるしくてたまらないのだ。 当時は楽譜が配られるたびに 「なぜこんなに四分音符が並んでいるのか」 「ふざけないでほしい」 「印刷ミスか何かか」 「リズム練習してるみたいだ。3Dだこんなの」 (3Dは当時の基礎練本。緑色。旧盤と新盤でページ数にズレがある) と悪態をついていた。 チューバは単純で奥が深い楽

①ほぼサバイバル旅行記

茨城には苦い思い出がある。 今回の旅行(遭難に近い)はモカとひこまる(仮名)と共に茨城の海へ向かった。 モカはいつぞやの記事で書いた観葉植物本物派野郎だ。 ひこまるは当時同じクラスだったお茶目ツッコミ担当だ。 3人ともSHISHAMOにはまり「君とゲレンデ」を聞いて涙していた。 なぜ茨城かというと、私の祖母の実家が空き家としてそのまま残っているのだ。 行く前に祖父に「ハクビシンがいるから気をつけろ」という超怖い情報をもらった。 休暇先のホテルのハクビシンがいるなんて一大事

風呂は長いが判断は早い

友達の友達のエピソードはなぜか面白いことが多い。 全く知らない人の話なのにウソみたいに笑えるのは不思議だ。 但し友達の恋人の話はなぜかつまらない。 体育の授業中、友達の恋愛話を永遠に聞かされて卓球が嫌いになりかけたことまである。 卓球からしたら大迷惑な話だ。 とにかく友達エピソードはなんだか心が温まるし面白い。 私も自慢の友人の話をするとしようか。 はじめに言っておくがこのブログに人生における教訓とかライフハックとかは何一つ無い。 マジでない。 ただクスッと笑ってもらえ

①河内、ちょっと裸踊りしてくれ

今日は大好きだった吹奏楽部の記事を書く。 完全に僕の偏見と体験なので一般論だと思わないでほしい。 僕も主語を大きくしすぎないよう努力してみる。 吹奏楽部は、ちょっと特殊な部活だ。 現在中高生の方は「吹奏楽部に入っている男子はナヨナヨしい」などという偏見を持っているかもしれないが、そんなことはない。 ぜひ一度ステージで演奏している姿を見てくれ。 きっと惚れるぞ。 吹部男子は大体おもしろい。 生粋のスットコドッカーたちが女子部員の尻に敷かれながら今日も音を外し、目線を外し、

涙で前が見えません

バカみたいに寒い。 自分でも信じられないが今日でこの会社を退職する。 思い起こせば楽しい7年間だった。 きっと私より残業した社員はいないくらい働いている。 というかお前らもっと労えと思うくらい働いている。 マジでもっと労ってほしい目ついてんのか。 社長にも課長にも部長にもほぼ毎日顔を合わせてるのにまともに挨拶もされない。 私が働きすぎているせいでなんか存在自体が当たり前になってしまっている。 空気だ空気。 なんで毎年の表彰に「空気賞」がないのだ。 当選確実なのに。

①先生、猫の首がありません

いくつか前のブログにも書いたが、僕は高校1年生の頃特別進学クラスにいた。 隔離された教室、少人数、教卓には悪魔、手元には課題の山である。 ここにいる全員は特進になることを希望したわけではなく、入学試験の成績がよかった生徒が無造作に詰め込まれる。 つまり皆希望してここにいるわけではない。 中には僕のような推薦受験でさっさと決まり、ゲームセンターの隅で時速160kmの車を暴走させることにはまっていたスピード狂もいる。 1組に集められた男子は13人だった。 そのうち6人は馬鹿だ