よとや

いつか小説家になりたい大学生 自作小説をちょくちょくあげてます。

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最近の記事

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はじめまして

はじめまして。よとやと申します。 この文章をどれだけの人が読んでくれるのかはわかりませんが、友人も、恋人もいない私にとって、何かしらの心の拠り所になればと思いはじめました。 さて、プロフィールに「いつか小説家になりたい」と書いてあったのにお気づきでしょうか? そうです。 私は小説家になりたいと思っています。 もちろん、今すぐにではありません。 私はまだ大学生。 これから人生経験を積んで、誰かに届けたい何かが形になったときに、 その夢が叶うといいなといった程度です。

    • 坊っちゃん文学賞に応募しました

      よとやです。 実は先日、「坊っちゃん文学賞」に応募をいたしました。 4000字以内のショートショートの公募で、夏目漱石の名作『坊っちゃん』の名を冠する由緒正しい賞です。 頭の片隅にぽっくり浮かんだ案をどうにか形にしたいと思っていたとき、 偶然この賞の存在を知りました。 まだまだ未熟な私は、通常の小説ほどの長さのものを書く技量がありません。 4000字というと、原稿用紙10枚分です。 短いなかで、起承転結を組み込むことは大変に難しいことだということは重々承知しています。 し

      • 極短小説『俺の彼女』

        「いやー、宇多田ヒカルが好きなんてセンスあるね。親の影響?」 「いえいえ。中学の頃たまたま聴いた曲にビビッときて、それからです。 でも、ファンと言えるほどではないですよ。有名なやつしか知らないですし」 「へぇ。何の曲が好き?」 「んー。悩ましいですけど、『あなた』とか『First love』、 『Stay Gold』も好きですね 」 「いいねぇ。俺はね『道』が好き」 「あぁ。いいですねぇ」 「それでさぁ、俺の彼女って知ってる?」 「えっ。俺の彼女?」 「そう。

        • 極短小説『三度目の正直』

          「知ってるか?本田の奴、綾ちゃんに三回も告白してんだぜ?」 「うわー。しつこい男は嫌われるぞー」 「てか、それマジなの?普通、一回でもフラれたら心折れちゃうけどなぁ」 「ほんとだよ」 「えっ、綾ちゃん。いつのまに……」 「だって、」 綾ちゃんが微笑む。 「わたしが二回、フってるんだもの」 了 綾ちゃんは、本田のどんなところに惹かれたんですかね?

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        はじめまして

          短編童話『折り鶴』

          童話賞に応募したものです。 金曜日の五時間目。 外は雨がしとしと降っていて、雲は灰色でどんよりとしている。 まるで私の心の中をそのままうつしとったみたいな天気だ。 いつもなら友だちとおしゃべりしたりするけれど、今日はとてもそんな気分になれない。 教室のドアが開いて先生が入ってきた。抱えた籠の中には色とりどりの折り紙が積まれている。 号令の後、先生はみんなを見渡して 「みなさん知っていると思いますが、来月から六年生が広島に修学旅行に行きます。この時間ではそこに持っていく

          短編童話『折り鶴』

          おひさしぶりです

          おひさしぶりです。よとやです。 ずいぶん投稿が滞ってしまいました……。 9月ごろに院試の合格発表があり、無事合格しました! 今は卒業研究で手一杯ですが、来年からも研究頑張ります。 さて、実は私、noteの投稿をストップしている間に、小説の公募にチャレンジしました。 小説と言っても、短編ですが。 ひとつはまだ結果は出ていませんが、おそらく落選です。 もうひとつは結果がまだ先なので希望をもって待ちたいと思います。 その落選が確定しているお話についてはこちらで公開します。 童

          おひさしぶりです

          創作と院試と

          どうも。よとやです。 最近は練習がてらに短編小説を書いてみたりしています。 いつかこちらの note で公開できればと思います。 未熟で稚拙な小説をみなさんに読まれるのは正直耐え難いので、有料にするか否か検討中です。 以前、小説のネタは書かないと言いましたが、もしかすると今後メモ代わりに残していくことがあるかもしれません。 その時は、温かい目で見守ってください。 小説を書いていると言っていますが、その前に私にはやるべきことがあります。 それは、院試の勉強です。

          創作と院試と

          名前の由来について

          前回の記事を読んでくださったみなさん、ありがとうございます。 正直ずっとアクセス0のまま、この note は SNS の海の藻屑になるかと思っていましたので、見てくださる方がいると知ったときは 本当に驚きました。 今日はわたしの名前「よとや」の由来についてお話したいと思います。 「よとや」の由来はずばり、百人一首です。 この「過ぐしてよとや」の部分からとっています。 なんだか古文チックだけれど、懐かしくて、でも現代にはない不思議な響きをもっていますよね。 小さい頃は短

          名前の由来について