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大学院博士課程の授業

大学により違いますが,

授業はありません

研究倫理という必修事業があったのですが,修士の段階で履修していれば博士課程はなんと「博士課程指導」の1コマだけです.

私は,この研究倫理が必修になる前に修士課程を修了したので,博士課程で履修しなければいけない状況でした.

これは,半期でオンデマンド授業だったので通勤時間の合間に動画を視聴し,テストを毎週受けるという流れで単位を取得できました.

また,博士課程の者が研究室で1人のため,修士の授業と合流させてもらっているので,正規の時間割からずれています.

ただ,他に興味を持っていた東大の大学院は毎週平日午前中の研究会が必修となっていたようです.(とはいえ,社会人は自分の発表時にしか参加しないと言われましたが・・)

しかし,修士に関しては1年目はそれなりに授業数があり,テストもあります.

私の学部はテストがグループ発表が多かったので,記述試験やレポートも少なくテストが辛かった記憶はないです.

現在の研究室の修士生はほぼレポートらしく,留学生にとっては日本語のレポートは相当大変らしいです.

研究室での活動は,週1回

・自分の研究の進捗

・興味を持った論文

の発表になります.

これは,多くの研究室で同じようなかたちではないかと思います.

修士時代は発表する論文は

・必ず英語

・しょうもない内容の論文は発表した人が凹られる

というものを求められました.

これは修士時代本気できつかったのですが,スパルタで「論文を読む」ということを叩きこまれたため,現在の博士課程での論文紹介発表はあまり苦も無く出来ていると思います.

修士時代は心理学専攻ということもあり,海外の論文を読むことを推奨されていますが,現在の専攻は地域デザインであるため,海外の成功モデルなどの論文を読むことは推奨されても,日本を拠点にするなら日本の論文を読むことも大切だよね,ということで日本語論文も許されています.

私の場合は海外をフィールドにしており,海外の論文も読みつつ,どちらかというと現地NPOやJICAさん等の報告書のほうが現地の事情に根付いているので,半々くらいで読んでいます.

自分の英語レベルは日常会話レベルのお粗末なものですが,論文を斜め読みするくらいはできます.

しかし,先日もあったのですが皆に理解しやすい日本語に訳すことが難しいです.

例で,鶏を飼っている場合のbenefitの洗い出しと論文内にありました.

言いたいことは分かります.ただ,これを日本語に直すと鶏を飼っていることから受ける「恩恵」「利益」「メリット」みたいなことを言いたいのは分かるのですが,しっくりこない・・・,英語論文を日本語に直すとこのようなことで手間取ることがあります(私は).

ということで,結論

社会人博士課程は,時間と要領さえつかめば日常は大丈夫

しかし,なめるなよ研究を(倒置法)

です.

今日は(いつにも増して)ダラダラと.


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