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使える! 雑誌の読み放題サービス〜美容院での過ごし方

きょうは朝から美容院へ。
美容院へ行くのは、髪を切ってもらったり染めてもらったり、誰かに自分の手入れをしてもらえる、贅沢な時間ですよね。

雑誌を読ませる文化

ところで、美容院というと、どうして雑誌が出てくるんでしょう。
美容院に通うようになってから長いこと、スタッフさんが雑誌を何種類か見繕ってくれる文化を、そういうものと受け止めてきました。

たしかに、パーマや毛染めなどメニューが増えるほど待ちの時間が長いし、美容師さんとのトークだけでは間が持ちません。眠ってしまうのも申し訳なくて、雑誌をパラパラとめくってみる、というのはちょうど良い暇つぶしで、理に叶っていますよね。

とはいえ、大人になってからは、目の前に置かれた雑誌が自分好みかそうでないかで、美容院そのものの評価に、少なからず影響していたように思います。

だから、こちらは好みの雑誌を置いてそうな美容院を選ぶし、そのなかでも前回熱心に読んでたのを覚えててくれたりしたら、リピーターになる要因の一つになるわけです。美容院の雑誌文化、けっこう大事ですね。

もちろん、美容師さんの腕や相性も大事ですけどね。けっきょく、サービスと満足度はトータルで連動しているものだというのが実感です。

紙の雑誌からタブレット端末へ

わたしの通っていた美容院では、数年前から各席にタブレット端末が置かれ、雑誌の読み放題サービスで、好きな雑誌を読めるようになりました。
いまは、わりと主流になってきているのではないでしょうか。

好きな雑誌を選べるのはありがたいし、提案と好みとのズレがなくなるし、お店にとって経費削減効果もありそうです。

一方で、一律のサービスなのでお店の個性や、雑誌を通じたお店とお客のコミュニケーションはなくなってしまって、すこし寂しい気もします。

効率化も一長一短。テクノロジーの進化って、さまざまな事象を引き起こしますね。そんな変遷も、楽しむ気持ちで付いていきたいものです。

「dマガジン」の読み方

そんな雑誌読み放題サービスの王道は「dマガジン」です。
わたしの通う美容院の端末にもこのアプリが入っています。

「dマガジン」は、1,000誌以上の雑誌やムック本が読み放題。となるともう、何を選んだらよいか分からなくなってきます。

そこで、わたしの読み方は、記事検索です。
美容院ではこの読み方しかしなくなりました。

そのとき気になっている話題やテーマを、記事単位で検索でき、ピンポイントで記事に辿り着けるので、時短にもなります。

いまは絶賛実務の勉強中なので、本日の検索ワードは「相続」や「遺言」です。これがかなりの数ヒットするんですよね。記事がどっさりでてきました。

実務に必要だからといって、マニアックなワード(許認可とか著作権とか)ではほぼヒットしません。市民法務にまつわる、だれもに身近なテーマほど、雑誌でのヒット率も高くなります。
じつは、そもそも中高年以上をターゲットとする雑誌が多いというのも実感しました。

ヒットした記事の雑誌名と発行日を追いながら、どんな見出しで、どんな人が解説し、どんな構成になっているかをひととおりチェックします。気になるものは入念に読みます。これがかなり勉強になるんですね。

いまやネット上にも無料で読める記事が大量にあるし、同じ内容をウェブで読める場合もあるのですが、雑誌という形態だからこそのメリットがあります。

紙のレイアウトだとどんなワードが強調され、どう整理されているかが明確になりますし、図解なんかも多用されているので気づきや発見も多いのです。

雑誌記事を俯瞰することで、いまどんなニーズがあるのか、そこにどんな解決策を出しているか、雑誌ならではの収穫を得ることができました。

気をつけておきたいこと

そんなわけで、本日も「dマガジン」でたくさん勉強させてもらったのですが、最後に忘れてはならないことが。
それは、「検索履歴の削除」です。

前の人がなにを検索したのか見えちゃうの、ちょっと嫌ですよね。
「お墓」とか「終活」とか、それこそお店のイメージに傷をつけないようにしないと。

あと気になるのは、美容師さんには何読んでるかバレバレ……ってところなのですが、できる美容師とは気遣いができる人。読んでる記事に直接突っ込むなんて無粋なことはしません。

以前、わたしの今の状況をすこしお話していたからか、「準備はかどってますか?」とお優しい言葉。記事をピンチして拡大しては、隅々まで読んでたことも、仕事だと認識してくれてて、話しておいてよかったと思いました。

以前は、読みたい雑誌があって「dマガジン」に加入していたこともあったのですが、定期的に雑誌を購読するという習慣が、なくなってしまっていたことにすこし寂しさを覚えたりもします。

使える読み放題サービス、ちょっと、加入を検討しようと思います。お気に入りの雑誌が見つかるといいな、という期待も込めて。


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