”美人女子大生店長”の背負ってるものの重さに俺が押し潰されそうになった

数ヶ月前からYouTubeやXでちょくちょくリコメンドされ、見るようになった千葉県にある中華料理屋さん。

「美しすぎる町中華の三代目店長」みたいなキャッチコピーが多い。

今日もおすすめに出てきたこの動画。
ものすごく美人だ。



しかし、この30分ほどある動画を早送りせずに見ていると、
「美人」とこの方のことを評価してしまうのが申し訳ない気持ちになってきた。

おじいさんの代から始まったこの店を、
自分が継がなければ潰すしかないから、継いだらしいが、
毎日毎日、お店を営業することは本当に大変だ。
経営は大変だ。

油でギトギトになった店内を掃除し、
ミスなく注文を取り、料理を作って運び、
従業員を雇い、生活を支え、
営業に備え、材料を注文し、
店の味を守りつつ、飽きられない工夫を考え実践する。

想像で思いつくだけでもこれだけのことがある。

頭に巻いたバンダナと、着ている服は冬でも毎日ビショビショになるだろう。


なぜ、彼女はこんなにも毎日を頑張れるのか。
祖父から始まった店を守るためか。
彼女はきっと、町の中華料理屋の店主として、
他のお店の人と同じように頑張っているのに、
「美人」という切り口でばかり取材に来られることに
辟易としていないだろうか。
そんな心配すらしてしまう。


俺にはこんなに汗をかけないし、
毎日油まみれの床を力強く拭けない気がする。


この方の背負っているものに、まったく関係のない自分が押しつぶされそうになった。
若く、そしてとても綺麗なこの方の眼差しに、
自分は目を背けずにはいられないだろう。



読んでみて少しでも「いいな」とか「会ってみたいな」と思ったらぜひ会いに来てください!!