青空

吹き出しそうになるような青空
幸せを見える形にしたような住宅街
家族連れの面々
いつだって僕の人生は泥濘
遠くかけ離れているインターネットの丁寧な暮らし
酩酊しているみたいな人生、いたってまじめなつもりだが
ここまで至ってしまった責任について

やりたいようにやればいい、生きたいように生きればいい
ってのは実は自由によく似ただけできっと似て非なるものだ
僕以上に僕の人生を真剣に考える奴がいないなら
僕だってこの人生における責任を放棄したい
救われたい、愛されたいその抽象さが、
その解像度の粗さが、僕が幸せ足りえないもっともな原因なのではないか
死にたい、消えたい、って思っていた十代を溶かして
今は目減りしていく若さだけを頼りにして生きている

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