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第18節青森戦game1と素晴らしい内容と悲惨な3P

画像提供 りさこちゃん
※画像は青森戦のものではありません

こんにちは。

寒い日が続きますが体調はいかがですか?

ぼくは寒さでの体調不良よりも花粉の襲来におびえています。

早くもくしゃみが止まらなくなる時があってその脅威を体感しています。


さて、最高気温3度と寒さの厳しい青森へ乗り込んだ我らがベルテックス静岡ですが結果…

青森 82-86 静岡 久々の連勝です。

リーグ3位のOF力を誇る青森相手に一歩も引かず力戦しての勝利に鳥肌が立つ想いで観戦したわけですが、このゲーム得点差こそないものの内容としては上々の出来ではなかったでしょうか?


1つはDF。良くパスコースに手が出てボールを触る場面が目立ちました。

ただ肝心なのはその後。どちらのボールとも言えないいわゆるルーズボールに対しての反応が良くてそこから速攻につながるシーンが多く見られました。

スチール本数が青森4に対して静岡10というのが一つの指標でしょう。

DFのチームと胸を張るのに何ら憚る必要のないDFだったと思います。


次に注目したいのがターンオーバーからの得点。

前の項目と連動するんですが、スチールを含むターンオーバーからの速いOFで得点を量産することに成功しています。

これも青森と比較してみると青森11に対して静岡22と圧倒的ですね。

特に意識したいトランジションOFに関してみてみるとファストブレイクポイントで4-9とこれも静岡が優位に立っています。

ベルテックスの目指すインテンシティの高いDFからの「走るバスケ」ができていたと言っていいでしょう。


インサイドの合わせが多く見られたのも良かったポイントではないでしょうか?

ガード陣がペイントアタックしてインサイドの#25ケニーや#21ジョンくんに合わせるプレーが面白いように決まりました。

インサイドの強さを発揮して28得点

ペイントアタックからアウトサイドへのキックアウトはこれまでもよく見ることのできたベルテックスの得意なプレーですがインサイドのビッグマンに合わせるプレーはそう多く記憶に残っていません。

また、ケニーからジョンへやその逆のインサイド同士の合わせも良かったんじゃないかな?

これを象徴するスタッツとしてアシストを見てみると青森13に対して静岡25と優位性を保っています。

特定の選手が個人技で得点するのではなくチーム全体として得点を積み重ねるベルテックスのスタイルが色濃く出たと言っていいでしょう。

もちろん個人技で局面を打開する必要が出てくることも多くありますから一概にチームプレーで得点することが個人技で得点する事よりも優れているという事ではないのでそこのところは踏まえておく必要がありますね。

日本ではチームプレーでの得点の方を尊重する傾向があるようにも思いますが、ぼく個人はそんな単純な話ではないと思っています。

ただ今回は目指すバスケットのスタイルを前面に押し出すことに成功したという意味でこのアシストの多さを高く評価したいと思います。


あとリバウンドも良かったですよね。

青森27に対して静岡37特にOFリバウンドは4-13で圧倒していて、それに伴ってセカンドチャンスポイントも5-17と圧倒することができました。

チーム結成当初から課題と言われ続けたリバウンドがこれだけ良くなったのはやはりジョンくんのおかげと言わざるを得ません。

リバウンドを制するものは…


最後、この日ぼくが一番唸らされたのが3Q最後のタイムマネージメント。

バスケットLIVEで振り返りのできる方は是非3Qの残り1分切ってからの攻防をご覧になっていただきたいのですが、意図してやったのだとしたらかなり洗練された動きと言っていいでしょう。

そしてこれを褒められるべきはゲームコントロールしていた#3ゆーぞーかな?

タイムマネージメントも上々の出来

3Q 0:52でアウダ選手のシュートを#16尚がブロックしてファールコールされます。

大きな声では言えませんがクリアなブロックにも見えました…審判に聞こえるとまずいので内緒にしてください。

あれクリアだよ…


それはさておき、そのアウダ選手のフリースローの後のポゼッションの時間の使い方が抜群に良いです!

52秒という残り秒数をどう使うかの問題なんですが、24秒バイオレーションというバスケットボールのルール上普通にゆっくり攻めていたら静岡1回青森1回づつの攻撃になって、最後の攻撃は数秒を残すのみになると思います。

そうするとほとんどの場合超ロングのシュートで終わってしまうのではないでしょうか。

この場面の場合リバウンドを取ってからわずか15秒しか時間を使わず残り37秒でジョンがシュートを決めています。

こうすることによって青森が24秒めいっぱい使っても13秒残り静岡は一回の攻撃をするのに十分な時間が残されたことになります。

「two for one」という考え方で、もともとは一個買うともう一つおまけがついてくるみたいな意味だと思いますがここではうまくはまりましたね。

欲を言えばあと2・3秒使いたかったところですがタイミングよくシュートに行けたから良しとしましょうw


さてこれだけの素晴らしい内容のゲームだったにも関わらずこんな接戦になってしまったのはいうまでもなく3Pシュートの成功率の低さが原因です。

はっきり言います、酷いです。

5/27 18.5%…酷いです…

青森のDFが素晴らしかったというよりひたすら入らなかったと言った方が良さそうな気がします。

こればっかりは開き直って打つしか無いかなと思うので気持ちが萎縮しないようにだけ祈っときます。


ともかく連勝できた。これを続けよう!

WOW! VELTEX!!

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