第25節奈良戦とけたちょんのリバウンドとトーマスのルーズ
画像提供 りさこちゃん
こんにちは。
奈良戦game2もいつもの席で現地観戦したゆうさんです。
観戦パートナーはいつものめーあさんは所用のため代わりに奥さんが付き合ってくれました。
バスケまったく分からないしそこまで興味もないのに空席を作らないためにと来てくれました。ありがたいことです。
さてそんな奈良戦game2ですが結果から
静岡 75-62 奈良 逆転での快勝です。
1Qの入りが悪く12点差までつけられたときはう~んと考え込んでしまいましたが2Qで追いついた後は比較的安心して見ていられる展開。
DFに限って言えばgame1よりもはるかに締まっていて見ごたえのあるゲームだったと思います。
このゲームベルテックスとしてはちょっといつもと違うゲームで、ひとことで言えば”3Pシュートを打たないゲーム”といえばいいんでしょうか?
ここまでシーズン平均で1試合26.1本の3Pを打っているベルテックスが13本と約半分のアテンプト(試投数)に留まってしまったのは打ちあぐねただけではないと思います。
確かに小野HCが言っていたように奈良はgame1の後半そしてgame2は簡単な3Pシュートは打たせないDFを意識してはいました。
だとしても#7トーマスあたりはタフなシュートでもタイミングさえあれば今まで平気で打ってきていたことを考えればこのゲーム1本しか3Pを打っていないのは不自然だと思います。
恐らくチームでそのあたりはインサイドでの得点を意識していたんじゃないかと感じました。
そういった意味では彼の存在が大きかったと思います。
#0アトムです。
game1ではあれだけダメだったアトムですがこのゲームでは見違えるように活躍してくれました。
強引に行きすぎてシュートを外したりした場面もありましたがアトムはあれくらい行っていいよね。
アトムがペイントタッチすることでOFのパターンが広がることを考えればガンガン行かんと。
何もセルフィッシュな攻撃をしろと言っているわけではないですよ?
アトムがアタックして脅威になることで初めて#21ジョンくんのインサイドやアウトサイドのシュートが活きてくるんだから多少強引に行ってそれで外れればあきらめもつくというものです。
これが次のOFの布石になると考えればね。
OFでアトムに触れたのでDFでの#8けたちょんの活躍に触れないわけにはいかないでしょう。
アトムがヒーローインタビューを譲ってまでけたちょんを推したのも理解できる9リバウンド(内DFR8)そして2本の3Pも決めています。
印象的だったのは4Q7:32のプレー
けたちょんがOFリバウンドを取ることによってセカンドチャンスが生まれましたがアトムからのパスを受けケタ自身が3Pを決めることに成功します。
まぁこのプレーは1本だけのOFリバウンドのプレーなのでこの日の本質かと問われればそうではありませんけどね。
それより見返してみると獲得したDFリバウンド、ゴール下でボックスアウトして取ったものよりこぼれたり大きくはずんだボールを高い集中力で獲得したものが多いように思いました。
言い換えればリバウンドというよりもルーズボールに近いのかも。
象徴的なのは2Q1:33のプレー。
これは見ることができる方は是非見返していただきたい。
奈良の笠井選手のシュートが外れてリバウンド争いになるんですが、けたはまず#25ケニーがムボジ選手と争っているところに絡んでルーズボールにします。
さらにそのルーズを石井選手と争った挙句にコートの外まで飛び出してなんとかマイボールにしようと試みます。
結果奈良ボールになるんですがこのプレーはマイボールにできなかったからダメだというもんじゃないですよね。
ゲームの流れを作るのは派手なダンクやスタイリッシュな3Pシュートよりも実はこういったエナジーあふれる泥臭いプレーだったりすることは経験者の方ならよくご存じの事と思います。
4Q3:18の#7トーマスがルーズボールを追って看板に突っ込んだプレーもそうですけど昨日のgame1で1点差で悔しい想いをしているだけにこういった味方にエナジーを与える事ができる選手は貴重だと思います。
3Pは決まる日もあれば決まらない日もありますが、ルーズボールに飛び込めない日なんてないですからね。
そこへダイブするしないはその選手の持っているエナジー、パッションといったもので決まるのでしょう。
ちょっとたとえは違うのかもしれませんがこの日あった話をもう一つ。
この日隣で観戦していらしたご婦人(知り合いの知り合いくらいの方)が3QでトーマスがDFファールを犯したときに”あ~もったいない”とおっしゃいました。
差し出がましいとは思いましたが、トーマスくんがこれまであまりいいDFができなかった事、抜かれた後に手を出したような不用意なファールではなかった事、激しいDFをすればファールはある程度覚悟しなければならない事などを話し、ナイスプレーと言っても良いかもしれない旨説明させていただきました。
あくまで個人の感想ではありますけれどもいいDFをしていて結果ファールを吹かれたとしてもぼくはそこに対しては”ナイスDF”のエールを送りたいと思うのです。
あの時ぼくはトーマスくんのDFに対して絶対に負けないという強い意志と情熱を感じました。
そう、あの時ファールこそ吹かれましたが彼がDFを頑張っている姿を見られたことが嬉しくて嬉しくて仕方なかったんです。
長々と書いてしまいましたが、ゲームの流れを変えることができるのはファストブレイクでの華麗な得点や狙いすました3Pシュートだけではないことをあなたにも知ってもらいたいんです。
むしろ泥臭くボールを拾い上げてマイボールにするようなプレーにこそ、その力があることを知ってっもらいたいんです。
常にルーズへの飛込や泥臭いボックスアウトに最大の称賛を送ることができるファンでいられることを忘れないように…
WOW!VELTEX!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?