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買い物する?

 前回の「料理する?」に引き続き、今回は「買い物」の場面で、どのようにICTの能力が生かされるのか考えていきたい。

 まず、買い物はどのようにすることが多いだろうか?実際に店舗に行ったり、ネット通販を選んで買い物をすることがほとんどだと思う。しかしながら、ネット通販がなかった時代でも、共通しているのは、

・欲しい物
・安い物
・良い物
 を求めているのではないだろうか?

 次に、どのようにして、これらのものを選んでいるのだろうか。やはり、ここでも情報を収集することから始まるだろう。

 例えば、A店で100万円の車を買おうと見に行くと、「今日なら80万円で買えますよ。明日は100万円になってしまいます。」なんていう話があったとしよう。

①今日買う
②買わない
③B店に行ってから比べる

 どれを選びますか?きっと、急に必要になったから買って帰らないといけない人は、迷わず①を選ぶだろう。②を選ぶ人は、実際に欲しくない、安いと感じない、良い物と思わなかったのかもしれない。では、③はどうだろうか。

 A店の「80万円の車」に対して何かしらの問題を見つけたと考えられる。それは、「他の店ではもっと安く、良い物が売っているかもしれない。」だろう。このことから、③を選んだ場合、もしかするとC店を探したり、他の車を調べたり、買う時期を選んだりすることに進むことがあると思う。

 高額な買い物を例に挙げたが、もしこれが50円の納豆と、45円の納豆だったらどうだろうか。そこには、「5円の違いくらいなら…」と考える人もいれば「ちりも積もれば…」と思う人もいるだろう。ここでは、買い物に行く時間や手間を考えることがあると思う。

 さて、話題を元に戻すと、今も昔もやっていることは変わらないのかもしれないと感じる。価格.comやAmazonといった通販サイトで安い物を探したり、妥協できるなら、メルカリやヤフオクといった中古品を手に入れることができるようになっった。これらは、買い物をするために実際に出向く手間を省くものかもしれないが、欲しいもの・安い物・良い物を見つけるためには、情報を収集しなければいけない。
 幸いにも、チラシを集めるよりも、手元のスマホですぐに調べることができる時代になったが、その情報もどこまでが正しいのか分からない。良い口コミやレビューがあるから買っても、想像と違うものがあったということもある。

 このように、どのように買い物するかは、ICTの活用能力が大切になってくるだろう。どうせ買うなら欲しいものがいい、良いものがいい、安く買える方がいい、と誰もが考えると思う。
 そのためにも、始められることから取り組めるといいですね。

 今後の記事でも、実際の活用能力を育てる内容に触れていきたい。

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