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小さい子どものおやつ、いつ、どれくらいあげる?【おやつ】

子どもにおやつを与えるとき、「いつ、どのくらい与えるべきか?」に困ったことはありませんか? 今回は、小さい子どもにおやつを与えるタイミングや量についてです。

●おやつのタイミング

子どもにおやつを与えるタイミングとしては、食事と食事の間に与えるのが良いでしょう。食事の前や後のおやつは、食事の際の食欲をそいでしまうことがあります。運動後や学校から帰った後など、活動した後は、お腹が空いているので、特に子どもたちが喜ぶタイミングです。

おやつの時間?

活動後のお腹が空いたタイミングは、普段苦手な物もおいしく食べられる可能性が高いので、野菜など普段は苦手であまり食べないものを、このタイミングでおやつとして出してみるのもいいかもしれません。

●おやつの量

おやつの量は、子どもの年齢や個々の事情に合わせて調整する必要があります。一般的には、一度に与える量は子どもの小さな手のひらサイズ程度が目安です。また、一日のおやつの量は、子どもの年齢に応じて以下のようになります。

 ・1歳未満:おやつ不要
 ・1歳~2歳:1日1回、90~150kcal程度
 ・3歳~5歳:1日2回、120~200kcal程度

●100kcal 相当のおやつ
・牛乳:150ml
・ヨーグルト:150g
・バナナ:120g(約1本)
・ふかしさつまいも:80g(約2/3本)
・とうもろこし:100g(約小1本)

https://mamadays.tv/articles/4115

ただし、これはあくまでも目安であり、子どもの活動量や食事内容によって適量は違います。
健康的な食生活のためには、糖分が多いおやつは控えめにし、野菜や果物、チーズなど栄養価の高いおやつを選ぶことがお勧めです。

適量をお皿に出しましょう


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●噛む力を育むおやつ

最後に、小さい子どもが噛む力を育むためにおすすめのおやつについてご紹介します。
噛む力を育むためには、カリカリした食感の野菜や果物、ナッツや種類、チーズ、食感のいい焼き菓子やパンなどがおすすめです。特に、りんごやチーズは噛む力をより鍛えることができます。ただし、ナッツは小さい子どもは誤飲の危険があるため、十分に細かくして与えるようにしてください。ほかにも、硬いものを与える際には、子どもが噛めるように適切な大きさにカットします。

食品によっては思い切って丸かじりも!

まとめ

小さい子どもにおやつを与えるタイミングや量、噛む力を育むためにおすすめのおやつについてご紹介しました。
おやつは子どもたちにとって、大切な栄養源であり、健康的な食生活のためには適切な量や種類を選ぶことが重要です。子どもたちの成長に合わせて、適切なおやつを用意してあげてくださいね。

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参考文献
・American Academy of Pediatrics. (2018). Snacks for toddlers.
https://www.healthychildren.org/English/ages-stages/toddler/nutrition/Pages/Snacks-for-Toddlers.aspx
・Healthline. (2021). How to Choose Healthy Snacks for Kids.
https://www.healthline.com/nutrition/healthy-snacks-for-kids
・WebMD. (2019). The Best Snacks for Kids.
https://www.webmd.com/parenting/best-snacks-for-kids
・日本小児歯科学会. (2013). 歯を健康にするために. https://www.jpda.or.jp/modules/contents/index.php?content_id=36

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