見出し画像

行政書士って知ってます?【師走25日:法定相続情報一覧図】

行政書士って知ってます?
遺言書の作成や相続の手続きのサポートをしています。

さて、今日は、法務局で、法定相続情報一覧図の申し出を行ってきました。

法定相続情報一覧図。
法務局の法定相続情報証明制度を利用して、交付してもらいます。
長いですよね、法定相続情報一覧図。
さらに長い、法定相続情報証明制度。

法律で決まっている相続の情報を家系図みたいな一覧図にまとめている図。
被相続人(亡くなった方)の財産を誰が相続するのかを図に表しています。

金融機関で相続の手続きをするときに、出生から死亡までの戸籍をすきまなく集めて持っていきます。本籍を転々と変えている人は大変です。片っ端から集めないといけません。相続人がなくなっていて、次の世代に相続が引き継がれることになると、さらに集めなければなりません。それを各金融金に持って行って、だれが本当の相続人なのかを認めてもらうことになります。
いろいろな金融機関を利用していると、それぞれに持っていくことになります。金融機関も間違えがあってはいけないので、入念に確かめます。たくさんの戸籍を持っていくことの大変さをなくした制度が、法定相続情報証明制度です。

法律で決まっている相続の情報を法務局が証明してくれる制度。
「戸籍で確かめましたよ、だから法務局が証明してますよ。はい、法務局の印鑑。」という制度です。
さっきの、家系図みたいな法定相続情報一覧図を公に認めてくれます。だから、紙1枚でいいのです。これがあると、たくさんの戸籍を手続き場所に持っていかなくて、この図を1枚もっていけば、オーケーです。

一度にたくさん交付してくれますから、便利です。


(今回のポイント)
法定相続情報証明制度は、戸籍がたくさんあったりたくさんの手続き先があるとき、紙1枚で相続関係を証明してくれます。
ちなみに、扉の写真は、ハリーポッターに出てくる家系図です。法務局では認められません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。スキやコメントをいただけると、うれしいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?