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都会のラクダ HALL TOUR 2023 ~ ラクダ紀行、ロマン飛行 ~ TACHIKAWA STAGE GARDEN @SUPER BEAVER

ツアーが発表された時、唯一行けるかもなって思った立川は曜日的に仕事の都合がつかなそうなので申し込み自体を諦めていた。

ホールツアーが始まって。
参加した人の話を聞いたり。
お友達から同行をお誘いしてもらう度に
行きたいのに行けない切なさは募るばかりで、
何度か関東近県の終演時間から帰宅時間を計算してみたりした。
でもやっぱりちょっと難しくて…諦めるしかなかった。

もう行けないのは確定の覚悟の上なので
会場限定のタグキーの色をTwitterで予想したり
みんなの呟きを見て盛り上がったりしてた。
参加できないことを知ったお友達がタグキーを送ってくれたりして。
ありがたいなぁ。恵まれてるなぁって改めて実感したり。
参戦は出来ないけれどこれはこれで楽しいなと思っていた。


そんな立川の開催当日。
メンバーのコロナ感染で当日の立川と三日後の高知の延期が発表された。

延期になって、数日後に振替公演の日程が発表されて
曜日的には参加できそうな日程になった。

それに伴いチケットを探すことに…
協力してくれたフォロワーさんや
その周囲の方々の優しさに救われて同行させてもらえることになった。

友の会ブース
ポストカードヽ(´▽`)/
立川限定タグキー

物販も仲よしと並んで長蛇の列もなんだか楽しい時間でした。
暑かったけどね…
8月のエルレのZOZOマリン耐えられるかな?って
少し心配になった。

みんながくれたタグキーを連れて行きました。
お友達の愛です。


----立川公演 セットリスト----
01.突破口
02.青い春
03.美しい日
04.閃光
05.irony
06.名前を呼ぶよ
07.グラデーション
08.愛しい人
09.儚くない
10.予感
11.ひたむき
12.東京流星群
13.東京
14.アイラヴユー
15.ハイライト
En.最前線
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二階席 センター
ステージ全体を見渡せるお席でした。

基本ライブ中は理性と思考力を捨てているので
何も詳細に記憶されていないのですが自分の忘備録のために記載します。


SEからメンバー登場の時点で既に
テンション最大。

この時が1番幸せ。
ここから一曲ずつ終わりに向かっていくんだって毎回思う…
そんな気持ちを振り切るように手を上げて跳ねる。

MCで

バンドを始めてしまったから、いつかは終わるんだよ。
どんな形で終わるか考えたこともないけれど。
いつかはおわっちゃうんだ。

友達にあと何回会えるんだろう。
母ちゃんに何回ただいまって言えるんだろう。

という渋谷さんの言葉を聞きながら

わたしも辛い思いでお別れしたバンドのことや
あと何回こうやってSUPER BEAVERのライブを見られるんだろうとか考えちゃうよね。

人は生まれてから終わりに向かって生きていくんだけど。
幼くて若い時は生を見つめて生きて
ある一定の年齢から死を見つめて生きて行くんじゃないかな?
って思っている。
私は間違いなく終わりを見つめる年齢にいる。
親であったり、友達であったり、自分自身であったり…
そんな私に儚くないは、本当に願いの歌だ。

-----生きてこそって、生きていてって

儚くないの時の照明がそれぞれ4人に当たってステージ後方に4人の影が映される演出だった
影が大きくなったり小さくなったり遠くなったり近くなったりする4人の影をみながら胸がいっぱいになった。


ひたむきはなかなか攻撃的なギターソロと思って聞いてたら
渋谷さんにバンと照明が当たって


やばー!かっこいー!とテンション上がる
(男子真似したくなるなとか、練習したのかな?ってちょっとよぎった…)


そこからは最後に向かって超加速。

東京流星群のシンガロングも
東京の出だしも ステージに届いたらいいと振り絞った。

渋谷くんがあと残り◯曲ですよ。やれますか?
って煽るたびに
終わりが近づいてるんだってふっとよぎるけど
ドラムとベースの音にかき消されて
ギターに煽られて
全部飛び去っていく。


通過点じゃなくて到達点だから。
一つ一つ丁寧に、ローギアからギアを上げて行く
そしてトップギアに入れる
ちゃんとブレーキをかけて止まる
しんどいけど、ちゃんと止まって前も見るししっかり後ろも振り返る。


という渋谷くんの言葉に、
エンジンぶっ壊さないようにねとちょっと思いつつ。
惰性で進むこともできるだろうけどあえてそれをしないっていう宣言を
胸に刻んだ

テレビもライブも雑誌もいろんなことに
本気で向き合ってワクワク楽しみながらやっている
バンドマン4人を想像する。

私にできることは、心配することでも労わることでもなくて
その全てにワクワクして楽しみ尽くすことかな?って思った。


ファイナルじゃない 19/19 の立川
上杉さんが「過去を振り返ってたけど、このツアーで過去の地続きに未来を感じられる様になった。終わってしまうのが寂しいくらい最高だった」
って言うくらいの今ツアー
きっと様々なホールでいろんな「あなた」と対峙してきたんだろうな。


元気でなくてもいいから生きてて。
また会いたい。

そんな言葉とともにかみしめるアンコール。


きっと良いことも、悪いこともこれから先ずっとあって
泣いたり怒ったり笑ったりしながら日々を過ごしていくんだろうな
それでもこの一瞬の楽しい時間に
楽しかったねと笑いあえたら満足です。

4人のバンドマンに送り出してもらった
今日を積み重ねてまたあの場所へ!




会えた人、会えなかった人
見つけてくれた人、一緒にライブ楽しんでくれた人
またどこかで一緒に楽しい音楽しましょう!

名残惜しい

終始楽しいばかりの一日になったのは
大好きな人たちの愛のお陰。

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