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余話から始まるエトセトラ

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余話だけに。余話ながら。余話にこそ。それは個人の無意識か、それとも時代の通奏低音か。 あるいは悠久の縄文時代への憧憬として。
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記事一覧

宮沢章夫のこと

この週末は、妻と子らは里帰りである。そして朝一番の仕事を終えて、夜の飲み会まで特に予定は…

2023総括

2023はストレスフルな一年だった。年明け早々は引っ越しがあったのだが、なんやかやと事後処理…

マクロスにおけるキャラクターの系譜

改めて、初代マクロスを履修し直してみたら、中身をほとんど覚えていなかった。部分的には記憶…

虚実

それなりに長い期間、「なにか書くとしたら、scrapbox」というモードだったのだけれど、最近は…

系に存する意識

色んな学説を読んでいくと、宇宙空間は、無限に広がり続けているとはいえ、いまのところは有限…

うちのめされそう

 週一投稿の連続記録、もういいかなと思ったら、ぱたっと書く気がなくなったこのnoteなのだけ…

ファンムービー

 アマプラつけたら、シン・ウルトラマンがやってたから、観た。  ふうんと思いながら見て、思ったよりはつまらなくなかったけど、期待したほどは面白くもなくて、なんとなくもやもやしたから少し検索すると、詳しい解説記事を見つけて。  便利な時代である。  解説を読んで納得したのは、この映画は、原作ファンによる、ファンのための、という筋合いだったのだな、ということ。  ちょっと自分にはお門違いだったかもしれない。  映画の時間全体が、のぺーっとしていて、やたらめったらとセリフで説明

めいそう

 数日ばかり、伏せっていた。  伏せっていると、思考は迷走する。  モニタを見るには神経…

移動中

 たまにaikoを聴く。聴くと無邪気に、ただただ無邪気にしていたころを思い出す。  色んなこ…

適応という名の自爆

 先日、なんとはなしにJ-waveをつけていたら、コンサルタントの人がリスキリングをテーマに当…

プロデュースとディレクション

 プロデュース  プロデューサー  プロダクション  と活用すると、  行為  役割  組織 …

長電話

 懐かしい人と、長電話をした。  こんなにゆっくりと話したのは、それこそ20年振り、とかか…

衝撃転じて、契機となるか

 珍しく眠気が来るのがゆっくりなのは、お盆スケジュールでまたもや1週間のリズムがイレギュ…

永遠に叶わない願い

 ここ最近、なんとはなしにセンチメンタルな気分に支配されていて、追憶、とか、喪失、とか、そういう言葉ばかりがうろうろしている。  人に語らってしまうとそんなに底の深い話ではない。「若い=愚か=未熟」という古今不変の理に従い、人類共通のお決まりルートをとぼとぼと歩いているだけのことである。  昔は、馬鹿な自分から早く脱皮したかった。  いまはどうだろう。なんだかんだで迂闊な性格に変わりはないが、さすがに色々な経験を経て、そういう自分の本質を織り込んで色んなことを組み立てるよ