見出し画像

ライブ配信で生きれるようになった自分のスタートライン

映像で生きる人を増やしたい!やわらかゆーすけです。(アイドル風)

普段はライブ配信をしたりtwitterでライブ配信や動画に関する事を呟いてます。

「ライブ配信の最初ってどんなんだったのん?」というお話を戴いたので、突然ですが今回はライブ配信を始めた時の事を中心に自分語りをしようと思います。


独立したキッカケ

前職の事業はエンタメで僕はアーティストの番組制作やイベントを行っていました。元々サブカルが好きなのもあり、取り扱っているものには興味があり好きなアーティストと一緒に仕事が出来たのは楽しかったです。

独立したキッカケは揉め事ではなくて、「このままじゃイカン」でした。前職の方針が有名どころを重視する。という結果になったため、これから成長していくアーティストへの対応は厳しくする。

この方針はビジネスとしては間違ってないと思います。人の足りないライブ配信の業界で予算がないアーティストさんへボランティアでするのはリスクが大きい。特にエンタメ周りは要望も多いので難しいと思います。

しかし、リアルとwebは切っても切り離せない関係があってプロモーションするには絶対必要な要素。ライブ配信はリアルとwebの壁を薄くできるツールなので売れてないアーティストこそするべき。が当時の僕の意見でした。

前職の人たちも方針には従いつつですが勿論、その重要性は知っていて泣く泣く・・・だったので「じゃあ僕がやろう」で独立、インディーズのアーティストを支援する事にしました。


無料で始めるライブ配信

僕が最初に攻めた業界はビジュアル系。理由はたまたま誘ってもらったライブの関係者席に前職でご一緒したアーティストがいたからでした。

ビジュアル系は中学生の時に大好きで、当時好きだった人達と今仕事する事になるとは。とは思いもよりませんでした。しかも好きな人達だったから余計に驚きでした。

話は進み、ライブ配信をする事にしたんですが、無料(正しくはレベニューシェア)で制作する事にしました。

インディーズバンドといっても過去メジャーデビューしていて今でも1,000人は動員できるバンド。それなりの売り上げは立つと思ってたんですが、初月は0円。2ヶ月目は10,000円。やべぇ、食えねぇw という状況が3ヶ月経ちました。

半年後、事務所の社長から番組の終了を通告されました。実際の理由は、バンドメンバーのAさんとBさんが仲悪く、「共演したくない」という話だったんですが事務所から言われたのは「打ち切り」の一言でショックを受けたのを覚えてます。

ちなみにこちらのバンドさんとは今も仲良くご一緒させてます(先日もライブ配信でご一緒させていただきました)


配信の売り上げが無い状態で、どうやって生きてたか

↑今もあるカフェ。なんでこんなに色温度高いんだ

ライブ配信で食べるのが不安だったのでカフェを経営してました。カフェもちょっと変わったコンセプトで経営していて、こちらが初月から50万くらいは安定して入れる事ができたので生きる事が出来ました。やっててよかった。

今は案件に恵まれてるのでライブ配信で食べる事ができますが、当時は無理でした。今振り返っても無理だと思います。クライアントも少ないし技術もまだまだでした。


無料案件で得た事

仕事って不思議なもので1つの事が終わると他の事が始まります。人の紹介や推薦で違うアーティストの番組がスタートしたり企業からの仕事が来るようになりました。誰もが知ってるコンビニエンスストアからアダルト業界まで幅広く番組制作をする日になります。

配信をするだけでなく、構成台本を作ったりバナーを作ったり。ライブ配信も居酒屋でやったりライブハウスでやったりカフェでやったり。色んなパターンの現場を経験するようになります。

各分野の予算の大小も知る事ができ、自分も相手も負担がない提案ができるようになったのは、ここ一年。ただ、お金は置いておいて「こういう事してみたいんだけど」というオーダーに応えていく事がでスキルが格段に上がりました


ライブ配信の衰退

僕が関わってから5,6年はライブ配信が衰退していきました。理由として、「サービスが使いにくい」という事が多かった。視聴者離れが進むのと同時に配信者も減っていきました。この辺りの話は下記のnoteに書いてみました。

この時期、どのサービスも大変だったと思います。会社もサービスを良くするためにエンジニアさんは開発を頑張り、営業さんは案件を獲得するために必死になって。どの会社の方々も疲れが顔に見えてめちゃ心配でした。。

(余談ですが、この頃に、今もあるtwitter的メジャー配信サービスの公式テスターとして作ったアカウントが今使ってるアカウントです)

案件があるといっても月に1,2回しかないライブ配信の現場。雇っていたバイトの人達も技術を習得できるわけもなく、中々に厳しい状況が続きました。この時、練習は大事だけど結局は現場の数、という学びを得れたのは大きかったです。


そして今

やわらかいライブ配信ラボ #やわラボ というオンラインサロンを始めました。このサロンはライブ配信の技術習得や簡単な動画編集(しかし仕事にできる)技術習得を目指すオンラインサロン。

きっかけは、はあちゅうさんが「オンラインサロンやったらいいよ!」の一言をかけてくれた事から。「10人くらい入ってくれたら成功だよね!」と話してたら80人くらいになって今や大所帯に。

去年あたりからライブ配信の案件は大きく増え、今は週に2,3日。多くて6日ライブ配信を行っています。

現場が多いのは資産。色んな検証ができるし繋がりもできる。映像に興味がある人は損ないと思います。技術習得は短期間でして実践を重ねるのが早道。数週間に1回程度の現場や練習で上手くなるのはまず無いです。

ブームとはいえ、僕みたいに飲み会行くの嫌い、人と話すの嫌い、となると案件を取るのも大変なのでコミュ障こそ今やるべき!と思ってます(笑)

#やわラボ では、地方でもイベントのライブ配信が見れたり、データのやり取りで仕事の受注もできます。配信のパターンを知れる事は大きいですしイベントも有益な配信が多いので普通に勉強になるかなと。


これから

僕が考えているのは各地方で配信環境を整える事。そして配信者自身も育てられるようになれたらいいなと夢見てます。この辺りはまた詳しく書きます。

読んでくださってありがとうございました!

あでゅー!←最近好き

頂いたサポートは僕が電車を乗り間違えた時に凹み回復のにコーヒー代に使わせていただきます。あとソイジョイ。