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ジムカーナ か、 アジリティー か?

僕はジムカーナが大好きだ。
初めて触れて30年以上になるけど、今もずっと好きだ。
全国各地へ遠征したし、ジムカーナを広めるためにレッスンやパーティを開催する団体も設立した程だ。

走らせる芸術だから大好きだ。
コースは楽譜で、車両は楽器、ライダーは奏者なのだ。
譜面の解釈と奏法を組み合わせ、どんな演奏をするか試される舞台だから、大きな感動と喜びがあるのだ。

しかし、ジムカーナが少ない。
創造的演奏が試される、あのジムカーナが見当たらない。
あるのは同じ音符の繰り返し、犬のアジリティー用コースと同じ、知恵も創造性も必要ないコースばかりだ。

人生はジムカーナと似ている。
同じ事繰り返すだけでなく、創造性が求められる舞台だ。
知恵と工夫が試せるコースが生きがいだから、犬に生まれ変わっても、決してアジリティーな生き方はしない。

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