『シャン・チー/テン・リングスの伝説』

　今年のマイベストはMCUの新ヒーロー、シャンチー！　去年は絶対シャンチーかエターナルズのどっちかは外すと思ってたが、蓋を開けてみればどっちもそれまでのMCUとは違った魅力の映画になっていた。

『ゴジラvsコング』

ゴジラとキングコングがついに激突！　人物のドラマはあくまで添え物として機能させ、怪獣たちのバトルをちゃんと中心に持ってきてる。しかも二大怪獣の戦いの描き方が本当にうまい！　怪獣映画の正しい形。

『フリー・ガイ 』

　ゲームのモブキャラがいつもと違う行動を取り出したことから物語が動き出す。もっとふざけた映画かと思いきやAIについてのかなりしっかりとしたSFでした。

『ノマドランド』

　真面目な映画からはクロエ・ジャオ監督のアカデミー受賞作を。
　高齢層のノマド暮らしはもちろん社会問題であるんだけど、それを糾弾するに留まらずその暮らしを美しさも描き、はっきりとした答えを出さずに漂わせている。

『ラーヤと龍の王国』

　今年お世話になりまくったディズニープラスからはこれを。
　主人公が女性というだけでなく残り4つの国から出る旅の仲間が女性、幼児、子ども、老人で成人男性がほとんど出て来ないいかにも今な冒険アニメ。