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2023 スパルタスロン(最終日)

エギナ島へ

スパルタからグリファダに戻った翌朝は6時にホテルを出発しプチ観光へ。
その日の夜には表彰式・閉会式があるので、日中日帰りできる島へ遊びに行きます。エギナ島はフェリーで日帰りできる小さな島で、去年も連れて行ってもらったところ。

今回は1本早いフェリーに乗れたので、船から朝日を楽しむこともできました。

島に上陸してタクシーに分乗して遺跡や修道院も観光。

アギオスネクタリオス修道院
アフェア神殿
聖ニコラスタラシノス教会

そしてお買い物〜

ナッツやドライフルーツたくさん書いました
お隣の八百屋さん
向かいは魚屋さん

シーフードを堪能!

帰りはワイワイ。そしてかもめと戯れる(笑)

帰りはなかなかトラム乗り場が見つからずバタバタして、ホテルにはギリギリの時間に戻り・・・閉会式用にみんな着替えるも今度はなかなか送迎のバスが来ない・・まあありがちですね(笑)

閉会式

今回の閉会式会場も海に面した素敵な会場でした!
19時からと書いてあってもそんな時間に始まるわけはなく・・・(だいたい全員到着してないし)始まる頃はすっかり日が暮れてしまいました。

今回は総合優勝のFotis Zisimopoulos選手(ギリシャ)が三連覇に加えて実に39年ぶりに大会新記録を出したという大きな話題があって(もちろんこれまでの記録はYiannis Kourosが所持)19時間55分9秒(!)という20時間切りにも驚愕。
表彰は大いに盛り上がりました。
そして総合3位、4位に女性が入ったこともビッグサプライズ。
女性優勝のCamille Herron選手(アメリカ)も女性の新記録22時間35分31秒という素晴らしい記録。彼女は48時間走の世界記録保持者でもあります。
今年はBad Waterも女性が優勝したし、最近の女性アスリートの活躍は本当にすごい!!なのにみんな女優のように美しいんですから・・・
女性ランナーの表彰になったら男性ランナーがわらわらと前に集まってきたのには笑っちゃいました!

女性上位3人
あんなレースを走ったとは思えない!

その後は国別にfinisherにメダルと記録証の授与です。
今回はちゃんと国旗を用意してくれた人がいて助かりました。どこの国かわからないですもんね。

日本チーム

で、私は個人的にとっても嬉しいことがありました。
去年崖から滑落した時に助けてくれたギリシャ人ランナーGergios Koulogiannis選手と会えて1年越しにお礼を言えたこと!
なにしろ助けてもらった時間が真夜中で真っ暗、名前を聞く余裕もなく、その後彼がFBで見つけてメッセージをくれて判明したくらいでしたから。
また会えてお互い完走できて本当によかった。去年またスパルタで会いましょうと約束したのが実現したのでした。

去年はありがとうございました!

他にも私もゴールを見届けていた、ケニア人ランナーPurity Jenninger選手と一緒に写真を撮ったり。素晴らしい民族衣装を着ていて大人気でした。
彼女とは今でもInstagramでメッセージなどの交流が続いています。
去年知り合ったイスラエル人ランナーはBad Waterとこちらと両方完走した!と喜んでいました。今無事に暮らせているんでしょうか・・・

ケニアの民族衣装が素晴らしかった!

食べて飲んで踊って

国別の表彰が終わってやっと(!)食事のスタートです・・・22時頃だったような・・・お腹を空かせたランナーたちがバイキングでてんこ盛りにしてガンガン食べてます・・・隣のイギリス人グループは信じられないくらい食べて飲んでました。まあガタイもいいんだけどね(笑)

それから恒例のダンスの時間です。
今回はステージっぽいものはなかったのに、いつの間にかスペース使って踊りまくる!(笑)去年は踊って足をほぐしたんですが(笑)今回は翌日2時起床のため泣く泣くホテルへ戻りました。それでも帰ったら0時近かったですけどね。
本当はダンスも楽しんで交流したかったですねー。でも始まる時間が遅すぎ。
みんな帰れたんでしょうか・・・??

今年走ってみて


今回2回目のチャレンジでなんとか完走はしましたが、相変わらずの課題満載な内容となってしまいました。
今年は寒暖差はあったものの、気温はあの日本の夏を思えば大したことはなく
実際完走率は71.8%と前回よりかなりよかったし新記録がこれだけ出たのも条件がよかった証拠だと思います。

でも天候などは全員に共通のもの。どんなコンディションでもみんな同じ。
練習でもいろいろなシチュエーションで走って準備したりするのは当たり前。
それより自分がどこが弱くてどこを強化しないと行けないか、自分で考えていくしかないと思っています。私がこんな役に立つかわからないnoteを書いているのも(笑)書くことによって客観的に見たり気づいたりする目的もあります。
多分私よりずっと速かったランナーも道中はいろいろあったはず。
でもうまく対処して最後までつなげている。そこが大きく違うところなんでしょうね。
長々とした記事に根気よくお付き合いいただき、ありがとうございました。
100人いれば100人のレースや走り方がある。
またそれを探っていければと思います。

また会いに来たいです

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