見出し画像

三月のお菓子。彦根銘菓「埋れ木」

ごきげんよろしゅうございます。
いつもはスーパーで買った和菓子アソートをお茶請けにして、月に1回だけ銘菓を楽しんでいます。
贅沢はいけない、贅沢はいけない。
でも、話のネタになるなら、というわけです。

彦根で200年営業している御菓子司「いと重菓舗」の看板商品、「埋れ木」です。
白餡を求肥で包んで、和三盆と抹茶をまぶしてあります。
上品な和三盆と、ふにふにした求肥の食感、抹茶の香が合わさって美味…。


若き日の井伊直弼が、お茶友達(?)のお菓子屋いと重の主人の差し上げた菓子を召し上がり、これはうまい!と舌鼓をポンと打つと、菓子屋延年の舞を一さしをもと躍り上がって喜んだ。
そんなエピソードを持つのも、銘菓の楽しいところです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?