noteでビューを集めた人気記事と理由を考えてみた。
2023年12月からスタートしたnoteは、約3ヶ月で100記事投稿することができました。
茶道の稽古を始めたので、その忘備録のつもりで記事を書いていたのに、いつの間にか読書や料理にも興味が及んでテーマが散漫となりました。
でも、とにかく100記事書いてみることができたので、それもまたよし!です。
3ヶ月書いてみた結果はこちら。
データ集計画面
月次の数字だと、こんな感じ。
ビューは毎月順調に伸びていますが、スキは横ばいです。
データの所感
かなりニッチで趣味の強い記事を書いているので、こんなもんかな、という感じです。
ノウハウ系・恋愛系の記事ならもっと伸びているはず笑
ビューの多い記事、TOP10
では、ここからビューの多かった記事10選と、反応が多い理由を考えてみました。
1位:川越「茶あそび彩茶会」
3位の記事にダブルスコアで差をつけてビューが多いのが、川越のイベントを紹介した記事でした。
日帰り旅行で人気のある川越なので、行楽シーズンには検索数が増えるだろうと予想。
そして何かキーワードを足してニッチを狙いたいので、あえてネット上に情報が少ない川越のイベント、
「茶あそび彩茶会」
を題材に取りました。
立ち上げられてまだ日が浅いイベントですが、川越名物に育ってほしい!という狙いの記事です。
公式サイトの作りがいまひとつ…なのか、一時期公式サイトよりもGoogleの検索順位が上に表示されていました。
スキ❤️が少ないのに、ビューが多いのはGoogleからの流入があるから、のはずです。
2位:大河ドラマ「光る君へ」衣装とキャラクターについて
2位は大河ドラマ「光る君へ」を題材に取った記事でした。
平安時代の衣装のウンチクや着る物で登場人物の身分を描き分けている、というマニアックな内容です。
おそらくですが、ビューが増えたのはトップ画像の功績です。
画像が目に止まってクリックはしても、最後まで読むのは面倒で途中で離脱してしまうのがスキが少ない理由。
ウンチクは抑えて、もっと思い入れをたっぷり注ぎ込んだ記事にすればスキ数は伸びると思います。
改善が必要な記事です。
3位:大河ドラマ「光る君へ」平安時代の女子の生き方。
3位はやっぱり大河ドラマネタ。反応してくれたのはほぼ女性だろうと確信しています笑
ドラマのヒロインまひろちゃんこと紫式部が、どうして物語を執筆したのかを想像して書いた記事です。
源氏物語や紫式部日記を読むと、作者は生真面目で正義感が強いのを感じます。自分の置かれた現実に怒りがあるから、それをフィクションの中で解放していたはず。
4位:書評「還暦着物日記」群ようこ
4位は着物についての記事です。
実は記事のネタに困ってしまい、noteでビュー数の多い記事は「着物」関連が目立つことに注目して書いたものです。
下調べはなく、自宅の書棚から選んだ本の書評という形で仕上げました。
反応が来ることは全く期待していなかったので、嬉しい誤算でした。
5位:大河ドラマ「光る君へ」花山天皇推し
5位も大河ドラマから。
ドラマの感想のフリをして、花山天皇を起点にした和歌と日本文化の流れについてウンチクを語った記事です。
ビューやスキ❤️はともかく、花山天皇は凄いお方だと広めたい気持ちだけで書きました。
6位:書評「あたらしい平安文化の教科書」
6位はまたまた大河ドラマの感想と、平安時代についての解説本の書評です。
スキ❤️は31個あるので、最後まで記事を読んでもらえているはず。
7位:源氏物語をもっと楽しみたいへおすすめ本3選
4月7日に投稿した記事がビューを獲得しています。
大河ドラマ「光る君へ」の影響で、平安時代の文学の人気が高まっているなら、本のおすすめ記事はニーズがあるのでは?と考えました。
あと、源氏物語が好きな人は、源氏物語についてのものならとりあえず読みます笑
私がそうなので間違いない。
8位:書評「着物の悦び」林真理子
着物についての記事は伸びるとわかったので投稿した記事で、狙い通りにビューが伸びています。
やっぱり着物についての記事は好まれると確信した記事です。
noteに限らずAmazonにも着物について書かれたコンテンツは大量に出回っています。出版社もある程度の売上を見込める本しか出版しないことを踏まえると、「着物」はキラーコンテンツだと言えるでしょう。
9位:イベントLIFExDESIGN 日本の伝統工芸を取材する
noteに100記事投稿した中で、これが一番力が入っていて、新しい視点を出せたと思っています。
東京ビッグサイトへ出向いてリサーチをしているので、一次情報をしっかり盛り込んだ記事です。
ビュー数は9位ですが、スキ❤️の数が多いのは、最後までしっかり読んでくださるのだな、と励みになります。
10位:書評「連舞」有吉佐和子
10位は書評です。
ネットの記事を枕にして、そこから書評につなげました。
有吉佐和子さんが日本舞踊の世界を取材して描いた「連舞」は、日本の芸事に興味のある人はもちろん、着物が好きな人にも楽しく読める小説です。
気付きと反省点
1:トレンドは強い!
当初は茶道についての忘備録noteにするつもりでしたが、反応がよいネタを拾った結果、茶道はお留守に…。
やはり、テレビや映画など大きいメディアで放送されるネタはビュー数を伸ばしやすいと思います。
2:おすすめ企画も強い!
noteは基本的には活字のメディアなので、読むことに抵抗のないユーザーが集まっていると感じます。ですので、書評を投稿するのはユーザーの属性と相性がよいのではないでしょうか。
何を書けばいいのかネタ詰まりになりがちな方は、書評をしてみると記事作成が継続しやすいのではと思います。
3:一次情報は大事!
ブログアフィリエイトでは「有益な情報」を書くことが一番大事ですが、noteでは「体験・気付き」をシェアする記事のほうが好まれるように思います。
4:毎日の投稿をがんばる
短い記事、雑記であっても、何か書いて投稿すると少しづついい事があります笑
反省点
1:トップ画像・タイトルを適当に決めた
ビュー数はトップ画像の良し悪しに影響されると思います。
良い記事なのに、きれいで人目を引くトップ画像を使わないのはもったいない。
タイトルは思わせぶりなことをせず、内容を反映して一目でわかるようにするのがいいです。
2:スマホフレンドリーではなかった
とにかく文章を書くことを優先したので、改行や見出しにまで手が回りませんでした。
スマホの画面で見ると字の塊になっていて読みにくい。
テキストの頭に目次を入れて、全体像を先に見せて最後まで読ませる工夫、見出し・改行や写真を挿入して圧迫感を減らすのが大事だと思います。
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