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「還暦着物日記」群ようこ 茶道のお稽古着、どうしよう?

ごきげんよろしゅうございます。
茶道のお稽古を始めてから、一気に興味の対象が広がってしまい、毎日てんやわんやしています。
茶道の歴史を知るのも、千利休や織田有楽斎といった大茶人の伝記を読むのも楽しい。

勉強したいことがありすぎるけれど、とりあえず毎日午後3時の抹茶はかかさず続けています。
お点前をすると一区切りついて気分転換できますし、抹茶の効果で頭がスッキリします。
おすすめ!

せっかく稽古するなら目標を持とうと思いまして、3年後に茶名拝受を目指しています。
宗松か宗伯になりたいなぁ…。
すこし先の話になりますが。

とりあえず、今年の目標は
「稽古着を一枚買う」
です。
着物を着る習慣がないので、どこから取り組めばいいのやら、ですが。
稽古着なら小紋と名古屋帯で十分なので、じゃあ使い回しのできる色味の着物を一枚、帯は古典柄と趣味の強いものを一本づつ、と考えながら、カタログを眺めるのが最近のお仕事。

著者の群ようこさんは、普段から着物で過ごす和装のベテラン。
一月から十二月まで、12本の着物をめぐるエッセイを読みながら、着物と帯の合わせ方や普段のメンテナンス、呉服屋との付き合い方まで細かく予習することができます。
着物と帯の写真も豊富に掲載されていて、これがもう、眼福。。。
着物歴40年のタンスはハンパじゃない。
織の着物が好きな人なら必見の、素晴らしい衣装が125枚!
眺めていると、稽古着の参考のつもりで手に取ったはずなのに、
「絶対に大島紬を一枚買う!」
と決意している始末。
大島紬は、初心者には扱いもお値段も手強い。

あんまり自分ひとりで考えて決めても上手くはいかないだろうから、まずは呉服店えらびからですね。
身の丈と顔色に合う一枚を仕立てて、帯は何本か新古織り交ぜて用意すればいいように思います。
着物の世界は奥が深くて、知れば知るほど沼で恐ろしい…笑

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