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フキハラ。

つい先日の晩のこと。


何があっても怒らないゆうさんが、

ベッドで寝ながら激オコ。


寝言で、

…ねーじゃん‼️

…じゃねーかよ‼️

と珍しく男言葉?で激オコ。


夢の中で、身振り手振りしていたのだろう。

ベッドのフレームに手や頭をぶつけながら激オコ。


壁側に顔を突っ伏して寝ていたゆうさんが、

そんなこともたまにはあるでしょーが‼️

って、大声で叫びながらこちらに寝返りを打つと、

その目には涙がボロボロと。。。



寝ながら、

泣きながら怒っていました😥



すかさず、

ごめんね、うんうん、ごめんごめん!

おもさんが悪かったね!

ゆうさん、ごめんね!


と、頭を抱き抱えました。



ゆうさんはまるで子供のように、

私の胸に顔を埋めて、

まだ寝ながら泣いていて。


こんなに苦しい想いをさせちゃったんだなぁ…

と私まで泣きそうだった。


現実では飲み込んだ気持ちを、

言葉にも、

顔にも出さなかった気持ちを、

夢の中では堪えきれなかったんだろう。


これまでに見たことのないゆうさん。

悔しい、悲しい思いをしたんだろうな。。。


怒り。というのは、

二次感情である。

怒りという感情はなく、怒りになる前には必ず、

一次感情がある。

それは、悲しみ、がっかり、不安などである。


それを知っていたからこそ、

ゆうさんの、

怒りに触れられたことは、

とても有意義だったと思う。




でも、

なんだかすごく愛おしくて。


そして、

少し気が付いたのか、

なんか目が痛いぃ〜…

と涙に濡れた瞼を拭くのでした。



というのも、

今週の土曜日、

ゆうさんは3泊4日でいないから、

私は友達と飲みに行く予定を立てて、

それをここ3日間くらい何度も言ってきたんだ。


だけど、台風も来ていて土曜が危険みたいなニュースを見て、

オモさん、今週土曜日、実家帰りな💦

と言ってきたから、

とりあえず今はまだ飲みの予定だから、直前に決めるよ

と返答。


すると、

え?土曜日飲みに行くの?誰と?


え???こずえとだよ!もう何度も言ったじゃん!


え?2人で?


2人だってば!


え?うそ💦全然覚えてない…😱

〜中略〜

は?お前、毎日そんなんなるまで酒飲んでんの…?


と言った流れで、

私はもう呆れ返って、会話をするのも目を合わすのも

なんだかイヤな気分だった。


私はお酒を飲まないから、

のんべぇのゆうさんに対して理解が追いつかない。

険悪ムードになる原因の多くが、

お酒で、

また今回もか…と、

私はもう未来が不安になった。


飲みの予定を忘れられてたことは別に問題ない。

でも、この人、どれだけの会話を覚えているんだろう…

笑って楽しく過ごしたこの連日の夜…

忘れてしまってる…?

子供を授かってもこうなまま…?

そんなことが頭をよぎって、悲しい気分になる。。。


私の頭はパニックになりやすくて、

考えや想いがブワッと出てきて、

整理する時間が必要になる。


だから、

そこから無視はしない程度のコミュニケーションにしてしまった。


毎晩、深酒をするゆうさんの体も心配だし、

私は私で悲しい思いをするし。


こんな空気じゃゆうさんも居心地悪いよな…

明日は実家に帰ろうかな…

なんて考えてた。


それにしても、1週間程遅れてる生理もこのままじゃダメだよな…

となって、

1人夜な夜な、検査薬やって、

とりあえず、無反応で、陰性を確認。


この時もまた、

何とも言えない気持ちになって。


虚しさが私に追い打ちをかけた。



そして、

ゆうさんがベッドに入ってから20分くらいか、

私も寝る準備を整えてベッドへ。


すると、

暑がりなゆうさんが珍しく頭から布団をかぶっていて。

でも私は寒いから、

私にもお布団ちょうだい。

と言って、その布団を剥がした。


すると、

いびきをかいたゆうさんが。


こんな空気になってんのに、よく寝れんな…こいつ。


と思った瞬間、


おもちゃんおもちゃん…ムニャムニャ


と寝言。


なんなら、いい夢見てそうじゃんよ…。


と、ゆうさんを眺めてたら、

少し複雑な気持ちになる。


そこから、

冒頭の寝言になる。


この人の中は、

おもさんでいっぱいなんだな…

と、痛感した。

それはとても愛おしくて、なんだか嬉しかった。


そして、

やっぱりゆうさんも、

男なんだな…

優しいゆうさんも怒りたくなる時もあるんだな…

と。


いつもいつも優しいから、

いつもいつも子供みたいに甘えてきて、

怒ったことなんて見たことなくて、

いつからか私はゆうさんを誤解してたなって。

反省。


彼は本当に優しい。

だから、

たくさんのことを我慢もしていて

私が笑顔でいられるよう

気を遣ってくれていたんだな。


その中には

自己犠牲もあるんだろう。


私は何度も機嫌を損ねて

簡単にゆうさんを不安にさせてきたのに。


うまくいってることは、

見つけにくいよね。


でも、多分、

私たちが毎日笑顔で過ごせてるのは、

ゆうさんのサービス精神の賜物だよな

と感謝の気持ちが湧く。


その反面、

あれだけ夢の中で涙を流しながら怒るゆうさんを見て

私は、

彼をどれだけ追い込んでしまったんだろう…

と本気で反省。


そして辿り着いた言葉。

フキハラ。


不機嫌ハラスメント。


これ、

マジで悪気なんか少しもなくて、

むしろ、

正当性を持っていたけど、

(不機嫌になる理由があった)

相手を追い詰めるようなモノはやはり良くないよね。


これからは本当に気をつけようと思う。


多分この、フキハラ、

私の1番の敵。


それがこれまで、

大切なパートナーシップに歪みを来たした最大の要因。


今日知れてよかった。



不機嫌には要注意。

それが今日の学び。

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