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トイレのフラッシュバルブの調整

先日、学校を回っていて、そこの用務員さんから洋便器の水量が少ないのだけれど、調整の仕方がわからないという質問を受けました。
他業種から用務に転向された方でまだ経験が少ないので分からなかったようです。

最近のフラッシュバルブはこんな感じ。

確かにぱっと見、どこをどうすればいいか分からないですよね。

上の部分をクルクル回すと…

上の部分が外れます。
中にマイナスドライバーで回せる調整部が隠れています。

最近のやつは便器に合わせて水量が決まっているので基本的にはいじらなくても大丈夫な設定になっているように思います。

逆時計回りに回すと水量は増えます。
このフラッシュバルブの場合、一回に付き何リットルの水が流れるかが決まっています。数字がその数値です。

(回しても駄目な場合はこの金色の部分全体を外して目詰まりを取るなどの対応が必要となりますが、今回それについて書くと情報量が多くなりすぎるのでやめておきます。)

止水栓の場所は

こちら側

不具合があって水を止めたい場合はここを時計回りに回します。


小便器のバルブも同じような感じです。

基本形


蓋を取るとこんな感じ

奥側の一文字を逆時計回りに回すと水量が増えます。

水洗の水は少な過ぎると汚れが残りやすくなるし、かと言って多すぎても、なにかの加減で水が溢れてしまったりします。
程よい感じで調整してあげるのが、作業量を少なくするコツだったりします。

さて、下の様なトイレの水量はどう調整するかというと…

実は、はめ込まれたこの部分

吸盤で吸い付けて、引っ張るとスポッと抜けます。

わからない場合は品番で検索して、仕様を調べましょう。

何かしら、対策が分かるはずです。

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