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融雪剤について

私の融雪剤の使い方について書いておきます。

融雪剤は水が氷になることを防止し、また既に固まった氷を融かして水にする材料です。

融雪剤(wikipedia)

材料には塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウムなどが使われています。
それぞれ融点が違い、性質も違います。

凍結防止のメカニズム国土技術政策総合研究所 研究資料)http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/tnn/tnn0412pdf/ks0412007.pdf


私の地域の学校ではもっぱら塩化カルシウム(通称塩カル)が使われます。

「明日降りそうだから撒いといて」と管理職に言われ、とりあえず撒くこともあるのですが、先に撒いて、効果があった試しがあまりありません。
雨から雪に変わるときは溶けて流れてしまうからか、撒いた所も撒いていない所も一緒な感じです。

なので、融雪剤は降り終わった後に、融けずに残りそうな場所から(北側通路など)撒いて融かします。

塩カルは水分と合わさると熱を持つので、雪や氷に穴をあけます。
パチパチと音がします。
しばらく放置し、その後雪かき(凍った雪を割る作業)をしていく段取りです。

撒く時はゴム手袋必須です。

児童生徒が出入りする門周辺や通路確保、給食の搬入車両の出入りに支障がないようにすることを優先で雪かきすることが多いです。
学校によっては、通学路にある歩道橋の階段をまず上り下りに支障が出ないように雪かきしているという話も聞いたことがあります。
そんなところはダメ元で塩カルを撒いていたりもするでしょうね。

私の地域での雪かきは、普段降らないだけに、降ると負担が大きくなります。
融雪剤もうまく使って児童生徒の安全を最優先で進めたいものです。

あーそうそう、用務員からすると朝の雪かきは教員も手伝ってくれるので助かるのですが…
できることなら校長が冒頭5分だけでもスコップを持って外に出てくれると、それを見た教員全員が一気に外で手伝い始めるので、その流れを作ってくれる校長がありがたいです。笑



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