クリーム2

ありがとう ぼくのワンダフルな12年と11ケ月~天国からのメッセージ~ ④

この物語は脳炎という病気にかかってしまったクリームとしんペー家族の闘病生活を書いたものです。ペットを飼っている方に何か感じてもらえると嬉しいなと思います。
一気に全部書いてしまうと長くなるので、1章ずつ話を書いていきますね。

今回は「発病」です。
ここから病気の話になっていきますので、ペットを飼っている方の参考になればと思います。

【前回までのお話】
1章 お母さんとの別れ
2章 ペットショップへお引越し
3章 運命の出会い

発病

そんな楽しく幸せな毎日を過ごしていたぼくの体に異変を感じ始めたのは9歳半の頃。
「なんだか目が見えにくいな~。」最初に感じたのは目の異変だった。
何かを見ようとすると、目が右に左に勝手に動いてしまったり、ぼんやりとしか見えなかったりした。
「なんだろう。この感覚は??」と、不思議に思ったけど特に痛いわけでもなかったので、あまり気にならなかった。
でも10歳を迎える頃になると、後ろ足に力が入りにくくなり、バランスを崩し、よく転ぶようになっていた。
自分では普通に歩いているつもりなんだけど、手や足がリズムよく前に出ない。「おかしいな~、おかしいな~」
でも、みんながお仕事や学校から帰ってきたときには、嬉しくて嬉しくて玄関まで走って大はしゃぎ!!
なぜかその時だけは軽快に部屋中を走り回れるんだ!まるで運動会のように…ダックスフンドのかけっこがあったら、ぼくは一等賞にまちがいなしだな!えっへん!


以上で「発病」はおしまいです。
だんだんとクリームの体に異変が生じ始めました。
ここからクリームと三輪家はどうなるのか??
自戒を楽しみにしていてください(∩´∀`)∩

次回は「宣告~涙…そして決意~」です。
お楽しみに(^_-)-☆







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