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信号を絶対守る話

オレは信号を絶対守る。
急いでても守る。たとえ遅刻しそうでも守る。

もし、急いでいるという自分勝手な理由だけで信号を無視してしまうとする。
その光景をたまたま見てしまったちびっこはこのことをどう思うんだろう。
「あの大人が信号を無視したし自分もしていいや」なんて思考に至ってしまうかもしれない。
そのことがすぐに大きなことに至らなくても、ひとつひとつの「まぁ、いいや」によっていろんなことが「まぁ、いいや」になってしまうような気がする。

これは子供にだけではなくまわりの大人や観光に来ている外国人にまで影響与えてしまう可能性だってある。
だれかひとりの「まぁ、いいや」で、信号を守るという当たり前の小学生でも守れるルールのバトンが途絶えてしまう。

昔、先輩がこんな話をしてくれた。
当時オレはまだタバコを吸っていて、そのときも喫煙所で先輩と2人でタバコをふかしていた。

先輩「この前さ、こんな風にコンビニの前で友達とタバコ吸って喋ってたんやんか。そしたら同い年かちょっと年上のおっさん3人組が来てそいつらもタバコ吸い出してん」
オレ「はい」
先輩「こっちは他愛のない会話してたらさ、そいつらがあの政治家はどうとかあの政策はどうとか政治の話してるんよ。まぁ、気になるやん?」
オレ「なりますね」
先輩「友達と話しながらやけどそいつらの話聞いててん。まぁ、同意できるところもあれば出来へんところもあったわけよ。それで、そいつらがひとしきり話し終わって、その3人組がさっきまで吸ってた吸い殻どうしたと思う?」
オレ「どうしたんですか?」
先輩「ポイ捨てしてん。コンビニの前やから5歩位歩いたら灰皿あるんやで?」
オレ「考えられないすね」
先輩「あいつらがワーワー言うてた政治家とか批判してた政策を打ち出した人らってポイ捨てすんのかな…。もし、せえへんねやったらあいつらの方が絶対間違ってるし、批判できるんかな」

"ポイ捨てをしない"なんてだれでもわかる常識的なことやとオレは考えている。
きっと、ポイ捨てしてしまった人達もルールのバトンミスでこうなってしまったんだと思う。

だれかひとりのルールのバトンミスで「まぁ、いいや」が蔓延してしまう。
自分自身もこのnoteを書いて「まぁ、いいや」で簡単に済ませず、一度物事は立ち止まって考えてみようなんて思った。
決してオレらには難しいことでは無いと思うから。

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