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新NISAで積立投資するなら、全世界株式か?S&P500か?

いよいよ2024年、新NISA制度が始まりますね。一番よく聞くのが、この話題じゃないでしょうか?
「自宅は、持ち家か?賃貸か?」と並ぶ、
2大どっち、てところでしょうか?

最近のSNSなどで多いのは、
「どっちでも良い」ですが、
資産形成に一過言持つFPとして、あえて言うなら
"どっちでもない"
でしょうか?

なぜか?

長期分散積立投資で最大限得られるリターンを狙うには、
収益率と今後の成長性期待が他社に比較して圧倒的に高い米国の巨大IT企業群である、"マグニフィセント7"
(アップル、マイクロソフト、アマゾン、エヌビディア、グーグル、メタ、テスラ)と、
新興国株式の比率が、低すぎるからです。

①全世界株式
マグニフィセント7:10%強
新興国株式:10%弱

②S&P500
マグニフィセント7:25%弱
新興国株式:0%

プロ野球で例えるなら、
全世界株式やS&P500に投資する
=1軍から3軍の選手に、もしくは、1軍の選手に
均等に年俸をあげる
ということです。

マグニフィセント7に投資する
=レギュラーの9人に集中して年俸を上げる
方が、チームとしてのモチベーションや競争力は高くなるのではないでしょうか?
高い資金力で、各チームのエースと4番を集められます。

また、新興国に投資する
=今後の成長性が期待できる天性の素質を持った高校生や大学生の選手のスカウトに、大きな資金を投入する
ということです。
松坂大輔選手や大谷翔平選手のような一流選手の卵を常に青田買いできれば、将来的にわたって高いチーム力を維持できます。

今、抜群に力のあるレギュラー9人と、天性の素質を持つ将来のレギュラー候補に、経営資源を集中する方が、高いチーム力を保てるのではないでしょうか?

新NISAでの積立投資の正解は、

コア:全世界40%+全米30%
サテライト:FANG+インデックス20%+新興国株式(インド株)10%

のような、
"より期待リターンが高いアセットの比率を高めた
複数ファンドの組み合わせ"
じゃないかな、と考えます。

みなさんのお考えは、いかがでしょうか?

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