…あれ、たった２日前でしたか、
ペンパル氏について書いたのは…

…っていう不穏な出だし笑

私の職場のある駅で待っている、
とペンパル氏から連絡あり。
怖っ！
どうしても顔合わせをしたい模様。
その駅もちょっと嘘なのに～笑
でも、
はい、
私も好奇心に負けました。

こちらから語らない限りは
何も聞き出そうとしない控え目な男性。
そんな人が強引に会いに来たとは。
なかなかOKしないからでしょうか笑
それにしても、
なんですか、
どんだけ自信あるんですか笑？？
そう思っちゃったんですよ～💦

…はい笑
だいたいお分かりだと思いますが。

（…無理。）

会った瞬間、帰りたくなりました。

…っでも！
話が面白いかも知れない。
知らない世界を見せてくれるかも知れない。
言ったって大人同士なんだから、
楽しく飲めるかも知れない。
一縷の望みを胸に、
とりあえず一杯付き合うことに。

…ところがですね、
信じられなかったんですけどね、
そこまでしといてですね、
まったく喋らないんですよ…っ！！！

…いやいやいや。
何しに来た？

ちょっともう怖くなっていましたが、
無理やり話題を振ってみる。
なのにですね！！
仕事の話も、
家の話も、
かろうじてある趣味の話も、
全部、
全部、
ぜーんぶ、
悲しい話なんですよ…っ笑！！！
ただのおじさんの愚痴…っ泣！！！
１グラムの夢もない…っ泣！！！
１センチも膨らまない…っ泣！！！

しかもですね、
顔がタイプでないのでは仕方ないとして、
なんて言いますか、
身なりに気を使っていないというか。
ヨレヨレ過ぎない！？
曲がりなりにも
女性に会いに来たんですよね？
なんとかしようとしているんですよね笑？
それで、
「それ」！？

…いやいやいや。
ダメでしょう。

しかも、しかもですね、
マッチングアプリだと
事前に写真交換したいって言う人
多いですよね～、とか
やんわりアドバイスしてしまった私に、
恋愛に見た目とか関係ない、
見た目で判断するんですか？
しないですよね？
とか！！！
すっごい上から説教してくるんですよ！

…いやいやいや。
お前が言うな笑

するよ笑？？

見た目、

大事だよ笑？？

話の上手い人や、
語るべき何かを持っている人、
少なくとも
大人の常識の範囲で
社交的なふるまいができる人、
そういう人って
魅力的に見える。
興味を持つ。
「私に壁がある。」
ペンパル氏はそう言った。
ええ、
でしょうね笑
私はあなたに興味ゼロだった。
どこをどう頑張っても
私はあなたに興味ゼロだった。
ぴったり心を閉ざしちゃった。
謝罪して帰らせてもらったの笑、
人生で初だったよ。

造作の話をしているんじゃない。
「見た目」、
それは、
「心意気」なんだな。

まだ時間も早い平日の夜、（きゃつに追われないように）足早に駅に向かう雑踏の中で、私はそんなことを思った。

同時に、
彼に心の中で謝った笑
ごめんなさい、
おいたが過ぎました笑
バカなことしちゃった。
もちろん、
一切の接触はないけどね。

そして、
彼に出会えたことが
どれだけ幸運なことだったのか、
改めて思い知ることとなった。
私、調子に乗っていた。
彼と順調～、
なんて、
他で遊ぼうとしたりして。
寝る気はなかったけど。
そういうんじゃなくて。

なんか、
逃げていた。

幸せだと、
まーるくいってると、
逃げたくなっちゃう私。

多分、
怖いのね。

ちょっと不幸なくらいでないと笑、
落ち着かないんだ。

こんなことしてたら、
悔やんでも悔やみきれないことになる。
どんな痛みも受ける覚悟を決めて、
全身全霊で彼に向き合おう。
たまの塩対応くらい
我慢せい笑。
まだまだ子どもだな、私。

彼という素敵な人を
いっときでもシェアできて
多分私は相当幸せな人間だ。
それでいい。
それってすごいことだ。
素敵だと思える人、
好きだと思える人、
見返りなしでも
大事にして行きたいなー。
それが幸せになれる秘訣なのかな。
そんな気もした。
調子乗って！
もう！
私のばか。

＜番外編＞

どうにか探してみました、
ペンパル氏と会って、
良かったこと。

良く使う駅だったけど、
今まで知らなかった
出口の存在を知った。
超絶マイナーな出口だった。
そこで待っている、
と連絡があったから笑

そんなところで待つな笑