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これからの理想の子どもについて考える

①私が育てたい理想の子ども

 私が育てたい子どもの姿は「自分のことを発信する力を身につけている」子どもの姿である。これからの社会は未来の不透明さが大きな問題になっている。過去数年を見ただけでも、今後どのような変化が待ち受けているのか想像するのは容易ではない。それは大人以上に今を生きる子どもたちにとって大きな影響を受ける事象の1つであることは間違いない。では、そんな時代において今の子どもたちにはどんな資質・能力が必要になってくるのだろうか。

②これから求められる力

 その答えとして「自分から情報を発信する力があるかどうか」だと考える。これからの不透明な時代には「自分で考えて問題を解決していく」という力が必要である。誰も正解がわからないような状況において「自分なりの問いや答え」を見つけていかなくてはいけない。そんな時に「1人」で行うことには限界がある。1人で解決できる問題もあれば「1人では到底解決できない問題」も同時に存在する。その中で自分がもっている情報を他者に発信することが協働を生み、大きな問題を解決する糸口になると考える。相手の情報を知り、自分の情報を発信し、合わさった大きな答えを武器としてこれからの時代に待ち受ける高い壁を乗り越えていく。そのような姿が私の育てたい子どもの姿である。

③もう1つの側面

 そしてもう1つ「発信する」という点には大きな側面がある。それは「SOS」を発信できる力である。子どもたちはこれから大きな壁に当たり、時には落ち込んで絶望感を抱くこともあるかもしれない。そんな時に自分の周りの人に助けを求めることができる。そんな助けを求める「発信力」を含め、理想の子ども像を私自身が追い求めることで子どもたちの幸せにつながるように導いていきたい。

④終わりに

 今の自分の段階で、どれだけ理想の子ども像を描いているか。それは教師になる時だけでなく、常に抱いておかなくてはいけない教師の感情であると考える。これからの時代と子ども像について考え、思考を整理しておく時間が教師には必要であると考える。






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