アディ先生

できない教師が考える『できる教師になるためには、、、』をテーマに執筆しています。未熟な…

アディ先生

できない教師が考える『できる教師になるためには、、、』をテーマに執筆しています。未熟な私なりに様々な提案をしています。 小学校教員・体育と国語の専門・学級経営に興味あり。 Twitterもよければ覗いてください。 https://twitter.com/@YYT56864361

最近の記事

これからの理想の子どもについて考える

①私が育てたい理想の子ども  私が育てたい子どもの姿は「自分のことを発信する力を身につけている」子どもの姿である。これからの社会は未来の不透明さが大きな問題になっている。過去数年を見ただけでも、今後どのような変化が待ち受けているのか想像するのは容易ではない。それは大人以上に今を生きる子どもたちにとって大きな影響を受ける事象の1つであることは間違いない。では、そんな時代において今の子どもたちにはどんな資質・能力が必要になってくるのだろうか。 ②これから求められる力  その

    • 現場から大学院に入学した小学校教師の話。

       今回のテーマは大学院での学びについてです。私は小学校教諭として10年間勤務し、11年目の現在は自治体の現職教員派遣制度を使用し、1年間教職大学院にて勉強をする道を選びました。まだ入学してから1週間という短い期間ですが、自分なりに現場との大きな違いを既にたくさん感じています。1年で現場復帰という形にはなりますが、現場に1番近しい存在として、今伝えられることがたくさんあると感じています。現場の先生方の参考になりような内容にしたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 ①

      • 学校・学級は集団ということ。仲間づくりの意識が、教職員・子どもを育てる。

         3月も終わりのこの時期。転勤される先生方を見送り、新年度のことでソワソワしている人もおられるのではないでしょうか。私自身、これから新しい1年に向けて不安と期待で胸をドキドキさせています。  今の勤務地に私と同時に入ってきた教頭先生が転勤されることになりました。教師生活10年間で、これほどまでに尊敬し、色々なことを学べた管理職の先生はいないというほど、教頭先生からはいろいろなことを学べました。特に「職員室の雰囲気づくり」という点では、教頭先生のおかげでたくさんのことが円滑に進

        • 教員の春休みの過ごし方 自分にとってのベストな日々をすごすべし

           1年が終わり、春休みに突入している先生方も多いのではないでしょうか。子どもたちと円滑な1年を過ごすことができた方もいれば、大変な1年だったと感じる方もおられることかと思います。まずは1年間お疲れ様でしたということを伝えたいと感じます。どんな1年であったとて、曲がりなりにも子どもたちと向き合い、進んできたことは本当に価値のある時間だと感じています。その得られた糧を胸に、次の1年に向けて頑張っていきましょう。  そんな今回のテーマは「春休みの過ごし方」についてです。教師としてど

        これからの理想の子どもについて考える

          子どもとの信頼関係が全ての基盤である。そこを無くして、より良い学級は成しえない。

           先日、子どもたちの卒業式を終えました。自分にとって数年ぶりの6年生で苦難することも多かったのですが、最高の1日になりました。  いつも思うのですが、どの学年を担当していて「最後の日にその1年間の自分自身のふりかえりができる」ということです。今までやってきたこと、子どもたちと関わってきたことがどうであったのか。その総まとめの日が最後の日だということです。もちろん、全てが上手くいく1年間などあり得ません。教師自身も苦悩し、挫折し、紆余曲折しながら1年間を過ごしていくわけです。

          子どもとの信頼関係が全ての基盤である。そこを無くして、より良い学級は成しえない。

          学級の終わり方について考える。

          さて、そろそろ年度末が近づいてきました。1年間の学級の締めくくりもすぐそこです。今回は学級の終わらせ方について考えていきたいと思います。というのも、学級開きに関する情報は多々拝見するものの、学級の終わらせ方に関する情報はあまり見られません。確かに学級開きに比べると需要は低くなることは致し方ないことです。しかし、1年間を共に過ごしてきた子どもたちとの別れ方は、非常に大切な瞬間だと思うわけです。今回はその手段や意図について述べていこうと思います。 ①終業式・卒業式に意識すること

          学級の終わり方について考える。

          教師として成長を求めるのならば、環境を変えろ!未知の世界に飛び込め!

           今回のテーマは「教師としての成長」について考えていこうと思います。私は教師として成長を求めるのならば「環境を変える」ことは必須だと考えています。私自身の経験ですが、転勤を経験して自分の知見がより深まったと感じています。確かに大変なことはたくさんありました。前任校と違ったことも多く、最初は適応に苦難したものです。しかし、その転勤から数年経った今、本当に転勤を経験して良かったと感じています。私の場合、前任校は落ち着いた「教師として仕事がしやすい」職場でした。しかし転勤先の学校は

          教師として成長を求めるのならば、環境を変えろ!未知の世界に飛び込め!

          できる教師になりたければ「それは何のためにするのか」を常に意識せよ!

           今回のテーマはどちらかというと教師の意識的なところです。というのも最近私自身が感じていることの1つに「それって何のためにするのだろう?」と疑問を抱くことが多くなったからです。「今までもそうしていたから」「これが伝統だから」と一言で言ってしまえばそこで終わりなのですが、果たしてそれで本当に良いのでしょうか。何かを変えるのには勇気がいります。エネルギーがいります。その「変える」という判断基準の中で1番念頭に置くべきことは「そもそも何のためにそれをするのか」ということなのだと思い

          できる教師になりたければ「それは何のためにするのか」を常に意識せよ!

          学級の終わりまで残りわずか。子どもたちとできる3つのことを決める。

           さて、3学期もいよいよ残りわずかとなってきました。少し早いですがこの1年間を振り返ってどのような感想を抱くでしょうか。うまくいった1年と感じる人もいれば、大変さを感じた人もおられるかと思います。1年間の感想は人それぞれとしても、残りの1ヶ月の過ごし方は工夫がまだまだできるのが事実です。大がかりなことはする必要がありませんし、ここから大きく伸びていくことも現実的には難しいと感じます。しかし、できることはあるはずです。この1年、紆余曲折ありながらも歩んできた過程があるはずです。

          学級の終わりまで残りわずか。子どもたちとできる3つのことを決める。

          これからの学級経営では子どもの実態を踏まえた効果的なリーダーシップをとる。

           今回のテーマは「子どもの実態を踏まえた効果的なリーダーシップ」に関してです。今回私がこのようなテーマで執筆しようと思い至ったのには理由があります。初任校から2校目への転勤における出来事です。初任校は比較的落ち着いた学校で、日々の学級経営を充実させて過ごすことができていました。しかし、2校目の転勤を経験し、児童の実態が大きく異なることから「今までの学級経営が通用しない」という経験をしました。今まで通りの方法を実施しても、それで子どもが納得して行動することがなかったのです。そこ

          これからの学級経営では子どもの実態を踏まえた効果的なリーダーシップをとる。

          これからの学級経営は問いかけと伝達を使い分けよう!

           今回は学級経営をテーマに考えていきます。学級経営と言っても様々な方法や手段があります。特に私が考えるのは、一般的に言われる学級経営の方法は「勝者の理論」になっているケースがほとんどだということです。というのも、学級経営の難易度は子どもたちの実態によって大きく変わります。大変な学校に勤務している方と、比較的子どもたちが落ち着いた学校で勤務されている方では、同じ内容の学級経営に取り組んでも、もちろん違いが出てきます。一般的に学級経営の方法はうまくいっている人の「勝者の理論」にな

          これからの学級経営は問いかけと伝達を使い分けよう!

          熱中する道徳授業をつくる!対立を生む授業展開!

           さて、今回は道徳科に関する授業づくりについて考えていきたいと思います。みなさんは道徳の授業が得意でしょうか。それとも苦手といえるような教科でしょうか。胸を張って「得意な教科は道徳です」と言い切る先生は少ないように感じます。その1つの理由として私が考えるのは「指導書通りの授業内容」に問題があるからだと考えます。問題と言うと少し語弊があるかもしれませんが、私自身の実感としてよほど育っている学級でなければ指導書の内容から深みをもつ授業展開にもっていくことは難しいと感じています。こ

          熱中する道徳授業をつくる!対立を生む授業展開!

          熱中する体育授業をつくる! 能力差に合わせた授業づくり。

           みなさんは、「子どもにとっての体育の授業のイメージは?」と聞かれると、どのような考えをお持ちになるでしょうか。実際に子どもに対して授業のアンケートをとると、上位に体育の授業が入るのは間違いありません。その理由としては「体を動かすことができるから」「運動が好きだから」「面白い内容が多いから」など、様々な理由があげられます。体育の授業は、ある程度「楽しい」が約束されている教科であるとも言えます。  その反面、「運動が苦手な子」にとっては中々苦痛な時間が続くのが体育の授業です。そ

          熱中する体育授業をつくる! 能力差に合わせた授業づくり。

          道徳:モラルジレンマの授業はこうする!

           今回のテーマは「モラルジレンマ」を扱った内容に関してです。私なりにモラルジレンマについて学んだ内容を個人的見解を付け加えながら執筆していこうかなと思います。何か参考になる部分があれば幸いです。 ①モラルジレンマとは?  モラルジレンマとは、ある場面において究極の二択を迫られた時、その人の心に起こる葛藤を指します。道徳の授業にて、道徳的な葛藤から内容項目への理解をはかっていく方法です。例えば「自分の息子を助けるために、お金を盗むしかなければ、愛する息子を救うために盗むのか

          道徳:モラルジレンマの授業はこうする!

          教師として、どのように3学期と向き合うか。その心得を知る。

           もうすぐ3学期が始まります。3学期は1学期や2学期とは大きく違います。この3学期をどのように過ごすかで、1年間の学級としての完成度が大きく変わってくることかと思います。惰性で過ごすこともできる3学期。しかし、ここまで子どもたちとたくさんのことを乗り越え思い出を共有してきた分、次の学年や進学に向けても実りのある3学期にしたいと感じるはず。「どのように教師として3学期を過ごすべきか」今日はその点に焦点を当てて教師としての意識のもち方を中心に書いていこうと思います。 ①3学期の

          教師として、どのように3学期と向き合うか。その心得を知る。

          教師として尊敬できる人の特徴を知ることで、自分に活かす。

          さて、今回は『尊敬できる教師について』です。私は今までたくさんの教師とお会いしてきました。その中で、尊敬できる先生方がたくさんおられました。そして、その先生方に共通する習慣が存在していることに気づきました。今回はそんな先生方の習慣をピックアップして、自分なりに分析していきたいと思います。あくまでも私の個人的な見解ですが、きっとたくさんの方に共感してもらえる内容になるかと思います。よろしくお願いします。 ①尊敬する教師に当てはまる1つのこと  そもそも論ですが、私が尊敬する

          教師として尊敬できる人の特徴を知ることで、自分に活かす。