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教員の春休みの過ごし方 自分にとってのベストな日々をすごすべし

 1年が終わり、春休みに突入している先生方も多いのではないでしょうか。子どもたちと円滑な1年を過ごすことができた方もいれば、大変な1年だったと感じる方もおられることかと思います。まずは1年間お疲れ様でしたということを伝えたいと感じます。どんな1年であったとて、曲がりなりにも子どもたちと向き合い、進んできたことは本当に価値のある時間だと感じています。その得られた糧を胸に、次の1年に向けて頑張っていきましょう。
 そんな今回のテーマは「春休みの過ごし方」についてです。教師としてどのように春休みを過ごすのか。人それぞれであって当然構いません。しかし、何かしようにも何をしていいのかわからないという方もおられることかと思います。そんな方々にとって少しでも参考になるような内容になればと感じています。

①教師にとっての春休み

 まず教師にとっての春休みには2つの面があると考えます。1つ目は「今年度の後処理と来年度に向けての準備」2つ目は「いかにリフレッシュするのか」という点です。1つ目に関しては主に業務に関わることです。まずは今年度の後始末という点。これは疎かにしてはいけません。というのも新年度に入って忙しい中で昨年度の後処理をすることは仕事のリズムに大きく関わります。ここを疎かにしていては、新年度の業務量が大きく異なります。抜け目なく処理を終えていかなくてはいけません。そして大事なのは「新年度の準備」という点です。私自身、4月に入っても変わらず早めの退勤をしたいと考えています。そのためには春休みの準備が欠かせません。後述しますが、この期間での準備が新しい自分への投資になります。何もせずに淡々と業務をこなせるタイプなら問題ありませんが、私はそんなに器用なタイプではありませんのので、ある程度のできる限りの準備はしていきます。2つ目のリフレッシュに関しては言わずもがな、これだけ忙しい毎日を過ごしてきているみなさんは「休むべき」であるとも思います。しっかり休んで今後につなげていくことが大切です。これに関しても後述で詳しくお話していこうかなと思います。

②春休みに準備すること

春休みに私がしていることをいくつか紹介していこうと思います。

〇子どもたちの名前・顔の確認 住所の確認
〇始業式用の担任紹介スライドの作成
〇学級通信 最初の3号分の作成
〇係や当番などの掲示作成 ネームプレート作成
〇現校務分掌の4月分提案作成
〇紙媒体のものを大量印刷しておく プリント・新聞などなど

業務系は言い出せばきりがありません。また、できることもある程度限られているのも事実です。しかし、その中でできることを見つけて準備しておくという気持ちが大切だと思います。今からできること・職員会議を通さないとできないことなどを分けて準備していきましょう。

何より大切なのは「学ぶ」ということです。今年度の反省を踏まえて、来年度に挑戦したいことをリストアップしておく。そのためには本を読んだりセミナーに参加することも大切です。その1つ1つが来年度の糧になります。最近はオンラインでの研修も増えましたし、時間を見つけて参加していくことが教師としての成長につながっていくのではないかと考えます。物理的な準備が難しい時には心の準備をしていきましょう。

③心も体もリフレッシュ

 第一にこれだけ頑張ってきたみなさん、しっかりと休みをとってリフレッシュしましょう。疲れを残したまま新年度を迎えることほど、危険なことはありません。友達と過ごす・家族と過ごす・趣味を謳歌する・・・方法はいくらでもあります。仕事を忘れて時を過ごすことも必要です。それがこれからの自分を支える力になります。とことん休むと決めてダラダラ過ごすことだって良いではありませんか。自分を何より大切に過ごしてほしいと思います。

④終わりに

 今回は春休みの過ごし方をテーマにお話しました。教員としてどのような過ごし方をするのか。それは人それぞれであって当然構いません。しかし、自分のできることをする。それは仕事であってもプライベートであっても大丈夫です。自分なりの春休みを謳歌していきましょう。

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