【インタビュー】“織”の可能性を生み出す若き着物・帯のプロデューサー(前編)
5年前の2017年、35歳の時、自身の名前で着物ブランドを立ち上げた帯・着物のプロデューサーがいます。
勝山さと子さん(40歳)。
「伝統を継承する職人」と「おしゃれさも求めるお客様」の間で日々奔走するさと子さんの原動力と、彼女の着物・帯づくりについて、着物初心者のJTACメンバー・Takaeが聞きました。
廃れていくのを見ることはできないさと子さんは、1891年創業の京都・西陣の老舗、勝山織物四代目の長女として生まれました。
家業から離れたのは27歳のとき。
当時は先