勉強が苦手な息子が一人で宿題をするまで7

1始まりはテスト
2とりあえず復習を
3何をやっても
4全てを変える
51冊の本
6信じるものは救われる
7母のエゴ
8空白の4ヶ月
9臨時休校
10本当に大切なこと


これは、勉強が苦手な息子と塾講師の母の「ベンキョウ」との戦闘ログ。
ベンキョウが苦手で、テストも成績もイマイチの息子が、2年後には、一人で宿題ができるようになりました。(涙)
それまでのドタバタの毎日のお話です。

7母のエゴ

事件が起きたのは小2の4月。

春休みが終わり、新学期の初めての宿題は、
小1の復習。

たし算、ひき算。

丸つけをしてみると、おや?
たし算は全て正解していましたが、
引き算は全滅。

今でも忘れられない1問があります。

7−5

息子は「3」と書いていました。

私は何かの間違いだろうと思い、
笑いながら
「ねぇ、7−5はいくつ?」
と聞くと、息子は真剣な顔をして、
「だから、3だよ!」
と言い張るのです。

嘘でしょ?

信じられないことに、
息子は学校の宿題で計算カードを毎日こなしてきたんですが、
全く計算力が身についていなかったことが発覚したのです。

やっぱり、学校のやり方ではダメなんだ・・・

私は、それまで大量にインプットしてきた陰山メソッドを
実行することにしました。

それからは生活が一変。

元々早起きだった息子の生活習慣に合わせて、
朝10分間、音読と計算ドリルと漢字ドリルをすることにしました。

学校の宿題を置き換えて、
教科書の音読→好きな本を一冊音読
計算カード→百ます計算
それから、漢字ドリル

完全に私が主導権を握り、
息子の学習をコントロールしました。

学校の宿題の代わりとして始めたため
息子の抵抗はありませんでした。

夏休みが始まる頃には、家庭学習が定着。

2学期が始まる頃には、
教材がどんどん進み、結果も見え始めました。
学校のテストで、漢字は満点、計算も9割正解。

陰山メソッドってすごい!
このままいけば、学校の授業にも追いつけそうだ!

そんなこんなで11月。

母のエゴで勉強をさせられていた息子の気持ちが
ついに爆発しました。

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