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金沢用水歩き27(法島用水編)

こんにちは。「用水の街 金沢」です。金沢市には約55本の用水が流れていて、様々な風景を構成しています。その素晴らしい用水の魅力を調査すべく用水沿いを全て歩き、制覇しようと思いました。その記録をnoteで発信して、皆さんが金沢市の用水沿いを一人でも歩きたくなったら嬉しいです。残り18!!!

今回は法島用水です! 今回から参加者を募って一緒に歩きました!
やっぱり色んな人と歩くと楽しいですね!

さて、始まりは犀川の取水口。今回は下流から上流へ向かって歩きました。
風景の中にポツンと現れる柵。何だろうと近づくと・・・。

このように護岸に切れ込みが入っていて用水が顔を出していました。
川沿いの柵がない風景の中に柵があることでどこに用水の始まりか分かる仕組みになっている。

今回の法島用水はいつもの暗渠サインもなく、見つけるのが非常に難しい難易度MAXの用水となります!参加者の皆様とこれかな?こっちかな?と想像しながら歩いていました。

何もないところに現れる柵。そこに用水が流れているのかい?

何もないところへ流そうとするパイプ。かつてそこに用水が流れていた痕跡だろうか。。確かに用水沿いには石垣がたくさんある。つまり、逆に言えば、用水が無さそうな場所でも石垣があれば、目を凝らして見ればそこにはほぼ用水が流れている。これは立派な暗渠サインである。

何も痕跡がない・・・。だけどこっちに流れていると信じて笑

やっぱり流れていました!

こんなに小さな水が流れる場所でも「用水」である。以外にみんな知らないだけで自分が住んでいるすぐ近くにも用水は流れている。流れていることを知るだけで普段の街歩きがもっと楽しくなるのではないだろうか。

デザインされた蓋。均等感覚に置かれた赤色の蓋が何とも絶妙である。伝わるかな。。。

こうやって小さな用水はもっと小さな用水が集まって大きくなっていく。


ここでも足されていく。。

そして、一旦分流の方へ歩いてみる。


ブロックに付けられた矢印。用水が流れていく方向を教えてくれたらもっと面白いのに。。

そして分流は犀川へ合流します。お分かりいただけただろうか?

また、風景の中に柵がポツンと現れる。分かりやすい!

そして、また本流の方へ戻ってきました。
石垣と私有橋と階段と大きな束。この構築物の構成がバランスが良くて良い。写真で伝わりにくいのが残念である。そして、石垣を良くみると、白くなっており、奥の方まで石垣が続いているのでもしかしたら、昔そこにも流れていたのではないだろうか?

そして、階段の下もゼニゴケが生えていて良い!(参加者の方から教えてもらいました。)

やっぱり、↑のように遊び心がある金沢は最高!

この赤い色の棒。なんだろうなーと眺めていると

実は上水が流れる棒でした。面白い!

水を受け止める石まで置いてある。抜群の風情。

コンクリートの壁をくり抜いた水が通る窓。丁寧に上の方が丸まっている。
どうやってくり抜くの?笑



そしてA社の水門に出会いました!

ここまで読んで頂きありがとうございました。                他の用水についてもこれから発信していくのでこれからもよろしくお願いします。
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