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金沢用水歩き34(新川用水)

こんにちは。「用水の街 金沢」です。金沢市には約55本の用水が流れていて、様々な風景を構成しています。その素晴らしい用水の魅力を調査すべく用水沿いを全て歩き、制覇しようと思いました。その記録をnoteで発信して、皆さんが金沢市の用水沿いを一人でも歩きたくなったら嬉しいです。残り21!!!
今回歩く用水は、新川用水!


まずはイナズマアスファルトを横目に取水口を目指します。
雨水を一箇所に集めるために少しだけ地面のアスファルトが重増しされている。
そして、等間隔に並んでいる様がイナズマのように見えたので、イナズマアスファルトと名付けました!

この用水は十人川から取水して始まります。

最初は暗渠からの始まりです。

用水に向かって水平にたつポール。何の役割があるのでしょうか?

ここにもポールが。その奥に見える階段、お気づきでしょうか?階段が用水に向かって伸びています。開渠化されていたら、空中に階段が飛び出していることになります。

そして、ここにもポールが⁉️このポールは何なのか?我々に飛べと訴えてきているのだろうか。もし、用水障害物マラソンを開催するのであれば、間違いなくこの用水を選ぶに違いない。

まただ。遠くの方で我々を呼んでいる。


迫り出す樹木。

ふと、足下を見ると暗渠の蓋、それぞれに取手が付けてあり、どこでも開けることが出来るようになっている。

そして、90度、用水は向きを変えて住宅街へ。

いつの間にか用水は二本に。

真ん中の道はどのような意味があるのだろうか。真ん中の道を壊して、大きな水路にした方が良いのでは。と勝手に思っていましたが、何か分ける理由があるのだろう。


実はこの地点は色んな方位から用水が流れてくる箇所でもある。
用水のデスマッチ!!(用水同士がぶつかり、どの用水に水を流すか決める儀式。)


うわー!!ここでもデスマッチが!?
すごいぞ!新川用水!

こんなに水路を分ける必要あったんですかね。。。

そして、また暗渠へ。一定間隔に地面に埋め込まれた蓋が暗渠サインになります。

大通りへ出て、用水の幅が急激に広がります!道より広い!

急に用水は曲がっていきます。道の色が急に曲がっています。

私は見逃さなかった。90度曲がっていく用水の横に伸びていく道に違和感を感じた。よく眺めてみると、

蓋が一定間隔で広がっていく。暗渠を発見!

90度曲がっていった本流の方を辿っていくと、道が全面暗渠の道を発見!
すごいぞ新川用水!この用水が開渠化したら、この周辺だけ、ヴェネチア の様になるのではないでしょうか?開渠化したら住んでいる人からしたら不便でしょうがないでしょうけれども。

また、クランク!


そして、さらにクランク!凄すぎるぞ新川用水!

用水の上に横から流れてくる用水の水を通すために空中に水路が設けられています。お手製の水道橋ですね。


水門の部分だけ、開渠化されていました。メーカーは馴染みの大同機工となっております。

暗渠になっているのに柵が立つために分断された道。一見、道と道が並行に走っている様に見える。面白い。


神社の鳥居(門)と水門が並んでいる! すごいぞ新川用水!あなたはどちらの門を潜りますか?

用水沿いまたは用水上によく街の倉庫、地域倉庫が置かれていることがあります。


メルヘン橋。今まで見た私有橋の中で一番メルヘンでした。こういうのを見ると橋を造りたくなる。。。

そして、十人川に合流して今回の旅は終了!

(用水サーベイ参加者 山崎 悠太氏 提供)

かと思いきや、実は今回の用水続きがありまして、先ほどご紹介したメルヘン橋の方は分流だと思いきや、メルヘン橋の方へ流れていく方が本流でした!
またも最後まで辿り着けず!すごいぞ新川用水!

ここまで読んで頂きありがとうございました。                他の用水についてもこれから発信していくのでこれからもよろしくお願いします。
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