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【働く×人生デザイン】対話から気づく「ありたい自分」

皆さんこんにちは。

このところ講師のお仕事を頼まれる機会が増えてきています。特に自分から何かやっている訳ではないですが、これまでの地道な積み重ねから今のタイミングでお声がかかるのかなと思います。
ありがたいことです。

講師業務が増えてくると面談の機会が減ってきます。面談の機会を作らなくては。

私の場合、個別キャリアカウンセリングを以下のような場で取り組んできました。

●職業訓練にて訓練生へのキャリアカウンセリング
●若年者向けメールキャリアカウンセリング
●大学または学生向けイベント等での就活相談
●公的機関での女性向け就職相談
●セルフ・キャリアドック制度に関わる従業員面談

それ以外にワークショップやらイベント等を介して個別相談に応じることもあります。

個別カウンセリングで大切にしていることは「五感を研ぎ澄まして聴く」ことです。
基本的傾聴のスキルはもちろん大事なのですが、その先にはカウンセラー個人の人柄とか人生観とかが反映された独自のスタイルが必要になってきます。
そしてそれが一番難しいところなんですね。

私の場合はキャリア支援分野に入ったきっかけが職業訓練だったので、訓練生個々の経験やスキル、価値観、人生観にフォーカスして対応できるようになったことが大きいです。

今まで6つのスクールで訓練を担当してきましたが、年齢も18歳から67歳まで、学歴も中卒から医大の大学院卒まで、そしてその方達が歩んだ人生は実に山あり谷ありの多様なものでした。

しかし、訓練生と接したことによって、自分の価値観から相手を見るのではなく「訓練を受けよう」という「未来に目を向ける」ことにフォーカスして、相手の可能性をどこまで広げることができるのかを想像しながら面談しています。

私自身、その人にいろいろな人生イベントがあったとしても、自分の生きたい人生を創ることができる、自分のありたい姿を実現できると信じているからです。
それは私自身が自分の生きたい人生を生きることと、自分らしくあり続けることを自分軸として持っているからとも言えます。

私が生家で暮らしていた20年間は、父がいた頃はそれなりに平凡な家庭でしたが、住んでいた環境は場末な盛り場だったこともあり、ありえない出来事も多くありました。
普通でありながら尋常ではないことが共存している中で暮らしていました。

そんな私でも「自分らしくありたい」ことと「未来を描く」ことで、自分の道を歩むことができたのだと思います。

私は個別カウンセリングを通じて、相談者の「ありたい自分」に少しでも近づけるような対話スキルを活かし、これからも磨いていきたいと思います。

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